【子育てニュース~若林聖子の遊楽ナビ】 4歳息子と出演、ユーチューバーの市野さん(札幌)~「mizunaTV」登録1万人以上
【札幌圏NOW 札幌特派員 若林聖子の遊楽ナビ】新型コロナウイルスの感染拡大で「STAY HOME」期間中はすっかり「YouTube」のとりこに。私もこれをきっかけに「フリーアナウンサー・札幌観光大使 若林聖子の聖子ちゃんねる」を開設しました。今回は登録者数1万人以上の「mizunaTV」を手掛ける札幌在住の市野雄太さんにお話を伺いました。あの「HIKAKIN」や「はじめしゃちょー」も所属する「UUUM」のアカデミーでYouTubeを学んだ方です。
【2020年06月12日付十勝毎日新聞に掲載】
【写真説明】子どもの育児動画を投稿している市野さん(右)
-市野さんがYouTubeを始めたきっかけは。
札幌出身で、デザインの専門学校時代から芸能養成事務所でマネジメント業務をしており、カメラを回して楽屋の様子を配信していました。今振り返ると、その経験は大きかったですね。最初のYouTubeは音楽寄りのものが多く、僕が2015年にスタートした時は、まだあまりなかった今で言うカップルチャンネルでした。子どもが生まれ、今は4歳の息子との子育ての日々を中心に投稿しています。多い時は150万回も再生数があり、収入はご想像にお任せしますが、子供1人育てられるといった感じでしょうか。
-東京のUUUMアカデミーについて教えてください。
ユーチューバーを志して札幌を離れる人が多いのですが、僕は札幌在住にこだわりたいと思っていて。札幌から東京に通いながら、世界最高峰のユーチューバーが所属するUUUMのアカデミーに参加しました。アカウントの運営やコンテンツ制作はもちろん、「アンチ」への対処法まで幅広く学びます。所属しているHIKAKINさんやはじめしゃちょーさんにもお会いしましたが、腰が低くて優しい方でしたよ。
-今から「YouTube」を始めても遅くないですか。
全く遅くないです。むしろ十勝の皆さんは発信するチャンスだと思います。風景やグルメなど魅力があふれていますから。あとは農家や酪農に興味のある方もたくさんいますから。一日の流れなどを撮影してアップすると、農家や酪農の仕事をしたいという人が出てくると思うんです。十勝の皆さんにしかできないYouTubeをぜひ作ってみてください。
-大変なことは。
僕はこの仕事で生活していますから、タイムカードがありません。基本的に毎日投稿、その他にもラインライブなども行うので、常に「明日はどんなネタにしようかな」と考えなければならない状況です。撮影で使う小物とかを買うのも結構な出費ですしね。ただ僕はファミリーチャンネルで、4歳の息子と出演しています。こんなにも親子で過ごせる仕事なんて幸せだと思います。これからも家族の時間を大切に投稿していきたいです。
-これからチャンネルを開設する方にアドバイスをお願いします。
まずはお手持ちのスマホでも撮影から編集まで十分スタートできます。人気のユーチューバーを参考にすることも大切です。時代の流れ、トレンドを盛り込み、そこからオリジナリティーを出してください。広告収入は新型コロナウイルスの影響で減りつつあり、収益が発生するまで厳しくはありますが、得意分野に特化したものを作ってください。自分の視野を広げてみたい方は、ぜひ自分でチャンネルを開設してください。
<いちの・ゆうた>
1985年生まれ。札幌出身。2015年にYouTubeチャンネル「mizunaTV」を開設。UUUMのMCN(マルチ・チャンネル・ネットワーク)2期生オーディションに合格。小樽市を紹介した動画が、UUUMクリエイターズ優秀賞を受賞。「日経トレンディNET」に特集記事が掲載された。16年に第1子の出産を追った動画が150万回再生を突破。17年に北海道のファミリー系YouTuberとしては異例のチャンネル登録者数1万人を突破。動画の総再生回数は1000万回超。
<わかばやし・せいこ>
札幌を中心にフリーでキャスター、ライターなど幅広く活躍。札幌シティガイド、北海道フードマイスター、ジュニア野菜ソムリエ資格も有し札幌観光大使としても活躍。
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