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 【士幌】町内の社会福祉法人温真会(松浪浩之理事長)が運営する「士幌町子育て支援センター」(中士幌西2線)は、同センター職員が未就園児のいる町内の自宅までおもちゃを届け、一緒に遊ぶ「あそびの宅配便」を11月から始める。コロナ禍に加え、外出の機会が減る冬期間に自宅や近くの施設で子どもが楽しめる空間を提供する。
【2020年10月29日付十勝毎日新聞に掲載】


【写真説明】冬期間限定の「あそびの宅配便」をPRするセンター職員

 同法人が所有する子育て支援カーで個人宅や公民館に出向き、車内で遊ぶことのできる「ぱんぷきん号」が冬期間は稼働しないため、同センターの職員がおもちゃや絵本を届ける。子どもを遊ばせたくても同センターまでの距離が遠くて困っているといった保護者の悩みに応える。

 コロナ禍で外出の機会が減る中、同センターの神谷眞砂美さんは「保護者の在宅は必要だが、毎日面倒を見ているお母さんがちょっと一息つける時間にしてもらえれば」と話している。

 利用期間は11月~翌4月。利用無料。事前予約が必要で、おもちゃや絵本のほか、季節飾りの工作や手遊びもリクエストできる。複数の親子で公民館などに集い、その場に同センターの職員が訪問することも可能。予約に関する問い合わせは同センター(01564・7・4102)へ。

 訪問は月1回(指定の月曜日)で、午前10時~午後3時の1時間。1回目は11月16日で、予約は同12日まで。

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