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2年くらい前から、我が家ではお風呂洗いは息子の日課です。
ずーっと続いていて凄いなって思います。
きっとあの時のあの言葉も続いている原因かしら?って思うお話です。

お風呂洗いを始めて2か月くらいの頃、息子は滑ってお腹を浴槽のヘリに打ち付けました。
それもプルッとしたポッコリ部分じゃなくて、脇腹。とても痛そうでした。

その時、ワタシは深呼吸をして息子に言いました。
「いつも○○のおかげでキレイなお風呂に入れるんだよね、ありがとう。一生懸命やってて、ぶつけちゃったんだね。痛いなら、泣いていいんだよ。」
すると息子は、「いて~、痛いんだよ~。」って泣きながら、最後まで掃除をしました。

あの時、ワタシが「ありがとう」の言葉を言えたから、息子は最後まで掃除をしたのかなって思います。
息子の中で自分が役に立っている、っていう「誇らしい気持ち」が「痛さ」と戦ったのだと思います。
痛さに同情しただけだったら、掃除を止めて泣いただけだったかもしれません。

それ以来、ワタシは息子がピンチの場面や泣きたくなる場面こそ、きっと力が必要だから甘えてみたり、ありがとうを伝えたりしています。

そして先日、仕事で疲れて帰って、夕食の支度をチンタラ始めたワタシに、息子が一言「疲れてるのに、ありがとう。」って言いました。
そうです、さすが親子、ワタシは急に張り切って動き出しました。
おかずも一品多く作っちゃいましたよ(笑)


♪今日のお茶♪
ココア~ココアって、粉をお湯で練って、お砂糖入れて、牛乳でのばして、、、、、ってちょっと大変ですよね。だからこそ、ココアは息子が頑張ったときのご褒美ドリンクです。もしくは、ちょっと元気がない時にも、「ココア作って~。」って言います。ココアが息子の元気のバロメーターかもしれません。


白石 友柄(しらいし・ともえ)
やりたいコトは全部ヤルが信条。 放課後の学習プログラムや小学校の英語活動のサポートなど幅広く子どもの学びを展開する、NPO教育支援協会北海道の専務理事。1975年室蘭市生まれ札幌育ち。音更町在住、夫、息子(11歳・小5)の3人家族。
NPO教育支援協会北海道:http://kyoikushien-h.com/

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