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【PR☆帯広葵学園☆】職員リレーインタビュー~つつじが丘幼稚園(帯広)上戸りな先生

☆「帯広葵学園」はとかち子育て応援ラボの活動を応援しています!☆ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 学校法人帯広葵学園の幼稚園や保育園、教室などの職員の方々を紹介するリレーインタビューです。毎月1人が登場し、各園や施設の特徴や目指す保育の姿、それぞれの夢や目標などを語ってくれます。 今回はつつじが丘幼稚園(帯広)で年長の「ぞう組」を担当する上戸りな(うえと・りな)先生です。1月末に園を訪ねて、子供たちの活動の様子を見せてもらい、先生にお話を伺いました。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ Q.今日は制作活動を見せていただきました。子ども達はとても熱心で、教室には鬼のお面の作品も飾られていました。お面は節分の鬼でしょうか、とてもよくできていますね。  節分やひな祭りといった行事があると、それにちなんだ作品を作ります。運動会や発表会が終わったら絵を描いたり、制作活動はよく取り組んでいます。ひな祭りでは紙コップと和紙を使って1人ずつおひなさまを作りました。お面はまず粘土で型を作って、濡らした紙を貼って、固まった後にはがして色塗りをしました。大変な作業でしたが、子ども達は楽しく取り組んでくれました。 Q.見ていて印象的だったのは、自分の作業がないときに静かに待っていたりと、子ども達がとてもしっかりしているなと感じました。  年少・年中で、日ごろからお話を聞くときの姿勢などを身につけてきました。積み上げてきた経験がある今、年長さんになってよりしっかり頑張ってくれていると思います。ときには気が緩んでしまうお友達もいますが、今後就学に向けて、小学校では40~50分座って授業をすることになるので、そこで困らないように今のうちから集中するときは集中することができるように声かけをしていますね。 Q.今春に1年生になるために取り組んでいるのかなと思いましたが、やはりそういう思いもあるのですね。でもいま始めたことでなく、年少さんからの積み上げというのが素晴らしいですね。  年長さんから急に始めるのではなく、年少さんからみんなしっかり頑張ってきたことが大きいのかなと思います。絵本を読んだ後のごあいさつや、朝の会が終わった後のみんなのあいさつ、給食のときも「どのくらい食べますか」と聞いたら、「いっぱいください」「少しにしてください」という自分のことばだったり、もらった後の「ありがとう」だったり、そういった一つ一つのあいさつも、年少さんのときから練習して培ってきました。   Q.あいさつがきちんとできるのは帯広葵学園のどの園に行っても感じることですね。しっかりした印象の「ぞう組さん」の子ども達ですが、先生から見てどんな子ども達ですか。  明るくて元気いっぱいなクラスです。活発に体を動かして遊ぶことが好きなお友だちが多くて、給食が早く終わると外で元気に遊んでいますね。4月からこれまでを振り返ると、運動会、発表会という大きな行事がありました。まず、ぞう組さんで初めて取り組む行事として、5月ごろにミニ童謡まつりといってお歌を歌う機会があるのですが、その時からクラスでのまとまりやお友だちと一緒に頑張るということを意識して取り組んできました。  運動会では、クラス・学年みんなで頑張ることも増えてきて、できなかったときの悔しさ、あきらめない気持ちも大切にしながら取り組んできました。  発表会ではクラスでの活動が主となり、みんなで劇を行ったのですが、声を掛け合って練習を頑張りました。1人じゃなくてお友だちみんなで声を掛け合いながら、気づきながら、成長できたのかなと思います。 Q.これまでの子ども達との時間の中で、先生がうれしかったことや記憶に残っているエピソードなどはありますか。  発表会の劇は「くるみ割り人形」をしました。役ごとにお歌を歌う場面があったり、年長さんだからこそ1人1つのセリフがあったりとそれぞれの見せ場があります。年少・年中とはまた違う難しさがあるのですが、最初に台本を配ったときからみんなすごくうれしそうにしていた姿がありました。練習もたくさんしてきて、「もう今日は練習したくない」という日もあったかもしれませんが、本番が終わったときには「楽しかった」という言葉を聞けました。  お父さんお母さんの前で1人ずつの見せ場があるのでとても緊張していたと思うのですが、みんな力を出しきることが出来ました。また、お父さんお母さんを見つけて喜んでいた姿も見られました。子ども達がすごく生き生きと楽しんでいたのが印象的でしたね。 Q.保護者の皆さんも喜んだでしょうね。それでは先生のことを教えてください。幼稚園の先生になろうと思ったのはどんなきっかけがあったのですか。  生まれは釧路です。高校生くらいときに親戚の小さい子と関わる機会があって、「子どもと関わるのは楽しいな」と思ったのがきっかけになり、子どもと関わる仕事がしたいと思って短大に行きました。その短大の幼稚園実習で、このつつじが丘幼稚園に来させてもらったんです。4週間の実習期間中、最初は全部の学年のクラスに入らせてもらって、1日の保育の流れを学びつつ子どもと関りながら遊ぶ…という流れでした。少しずつ慣れてくると、事務作業のお手伝いをさせてもらったり、1つの固定のクラスで朝の会や帰りの会をやったり、絵本を読んだりと前に立たせてもらったりしながら学びました。自分が考えたゲームを指導案として担当の先生に見てもらって、実際に子ども達に遊んでもらうこともありました。 Q.実際に子ども達と接する実習をしてみてどう感じましたか。  子どもの前に立つことはすごく緊張しました。自分の中ではシミュレーションをしてきたのに、指導案として書いてきたことを、なかなかうまくできなくて、やろうと思っても焦ってしまうこともありました。でも終わった後に子ども達が「このゲーム楽しかったよ」と言ってくれたときには、すごくうれしい気持ちが強かったですね。 Q.実習でますます思いが強くなったのですね。実習した帯広葵学園で働くことになったのはその時のご縁があったのですか。  違う幼稚園の実習や施設実習などにも行かせていただいたのですが、自分の中では「幼稚園の先生になりたいな」という思いが強かったので、つつじが丘幼稚園を選ばせていただきました。実習のときに、周りの先生方がとても優しく教えてくださって、「もっとこうしたら子ども達が喜ぶよ」ということも細かく教えていただき、本当にためになるなと感じたことが多かったです。 Q.働き始めていまは何年になりますか。実際に先生に仲間入りしてどんなことを感じていますか。  今年で2年目です。やはりお子さんを預かって1日を過ごす責任は大きいなと感じています。遊びの中で危険につながることもあるので、子どもの命を預かっているという責任を強く感じました。お子さんが笑顔で過ごしていけるように心がけたいなと思いました。  1年目は年少さんの担任をしました。年少さんは初めて幼稚園に通う子がほとんどだったので、子どもだけでなく、お母さんたちも不安なことが多かったと思います。  子ども達にとってお父さん、お母さんと離れて過ごすのは初めての体験なので、まずは安心してもらうことを目標にしていました。安心できる環境の中でお友だちを一人でも作ってほしい、先生に対しても「この先生がいるから幼稚園楽しいな」と思ってもらえるといいなと、手探りで取り組みました。後半は自分でできることを少しずつでも増やせるように、何かお手伝いをしてほしいときには自分の言葉で言えるように、声を掛けていきましたね。  年長さんはがらりと変わって、培ってきたものを自分たちの力でできるようにすることが目標です。お友だちとの関わりで意見がぶつかるときも、お友だちの気持ちを考えたり、自分がこうしてほしかったということを伝えられたりできるような環境づくりに努めてきました。これからの就学も考えて、みんなで落ち着いて先生のお話を聞いて、集中できるように心がけて声をかけています。 Q.卒園をお見送りするのは初めてになりますね。あと少しになって、いまはどんなお気持ちですか。  あっという間だなと感じています。年長さんは大きな行事も多くて、遊ぶ時間がちょっとしかない日もあったのですが、みんな笑顔で過ごしてくれました。私自身も、子ども達が一生懸命頑張る姿を見て、すごくパワーをもらいながら毎日を過ごすことができました。冬休みが終わって3学期になると卒園式の練習も少しずつ始まってくるので、「卒園がもう少しなんだな」と感じて少し寂しい気持ちもあります。 Q.黒板に「さよならぼくたちのようちえん」の歌詞が貼ってあるので、練習しているのかなと思いました。  そうですね、卒園式のお歌なんですが、少しずつ歌えるようになってきて、ピアノを弾きながらもちょっと心は寂しくなっています。子ども達も実感していて、たまに「もう少しでお友だち、先生とお別れするの寂しいな」と言っている女の子もいますね。男の子はどうでしょうね、毎日お友だちと元気に遊んでいてそんなそぶりは見せていませんが(笑) Q.小学生に上がってどんな風に成長していってほしいという思いがありますか。  友だちや他の人に対してのあいさつを大切にし、感謝の気持ちを忘れないで、毎日を笑顔いっぱいで過ごしてほしいです。初めての環境で緊張もあると思いますが、自分らしく、個性も出しながら楽しんでほしいです。     ~~~~~~~~~~~~~ ●これから先生を目指す人たちにひとこと  「実習のときは、初めての環境で、子どもと関わるのも初めてのことだと思うのですが、分からないことがあったらすぐに近くの先生や担当の先生に聞いて、そこから自分で考えて良いものを吸収していくことが大切と自分は思いました。この仕事は責任も大きいし、初めてクラスを持ったときは不安な気持ちも大きかったのですが、やはり子ども達が笑顔で過ごしていく姿、成長していく姿を見ていくと、うれしい気持ちになります。子どもが『せんせい!』と頼ったり甘えてくれ、そしてだんだんと自分でできることが増えてそれを喜んでいる姿を見ると、この仕事に就いて良かったなと思います」

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