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 道の2020年度「ほっかいどう未来輝く子育て大賞」に、帯広市の市民ボランティア団体「WEW(ウィー)とかち」(若菜順代表)が選ばれた。十勝で最初にこども食堂(おびひろ子ども食堂)を開いた団体として、子どもたちの居場所づくりへの貢献が評価された。
【2021年4月2日付十勝毎日新聞に掲載】


【写真説明】受賞を喜ぶ若菜代表(右)とWEWとかちのメンバーら

 同大賞は09年度に始まり、道内で地域の子育て支援活動に意欲的に取り組む団体や個人、企業を表彰している。20年度の受賞は4団体で、十勝管内からはWEWとかちが唯一。十勝の団体の受賞は3年連続。

 WEWとかちは08年に発足。市内で学習支援の居場所「歩々(ぽぽ)」や「おびひろ子ども食堂」などを展開し、総勢100人弱のボランティアで子どもたちの成長を支援してきた。現在は芽室町の子どもの居場所事業も受託し、「風の子めむろ」として主にボランティアなど8人で活動している。

 風の子めむろは町中央公民館を会場に、週1回のペースでこども食堂を開くほか、学習支援や遊びの場を提供。芽室高校ボランティア部などとも連携し、地域全体で子どもたちを支える場をつくっている。

 風の子めむろでこども食堂の調理のリーダーを務める若狭富美子さん(64)=芽室=は「作るだけでなく、食事中の子どもとの会話を大切にしている」とし、主に学習支援などを行う中司光子さん(64)=同=は「子ども一人ひとりの表情に気を配り、居心地の良い場所をつくることを心掛けている」と話す。

 今回の受賞について、若菜代表は「学校や家庭だけではない『第3の居場所』として、今後も活動を続けていきたい」と意欲を新たにしている。

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