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 「まだまだ皆さんの笑顔に、お会いしたかったです」。今月1日、帯広市内の1軒のレストランが営業を休止した。原因は「化学物質過敏症(CS)」。店主の家族が、来店者の衣服に付いた「芳香」で体調不良となり、営業が困難になった末の苦渋の決断だった。洗剤や柔軟剤などに香り付きの商品が増える中、他人からの香りで苦しむ「香害」を訴える人が全国的に増えている。(デジタル編集部=塩原真)
【2019年12月7日付十勝毎日新聞に掲載】


【写真説明】田頭さんの店で、来店客へ化学物質過敏症に関する注意を呼び掛けた紙。店は休止に追い込まれた

 市内のカフェレストラン「ペニーレーン」(西21南5、田頭淳一代表)。田頭代表と共に店を切り盛りしていた妻の照美さん(64)が、化学物質過敏症と思われる症状に悩まされ始めたのは2015年ごろ。最初は来店客が身に着ける衣類の柔軟剤などのにおいが気になる程度だったが、やがて、せきや呼吸困難、体に力が入らず立っていられないなど症状が悪化していった。

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全文はこちらへ→https://kachimai.jp/article/index.php?no=20191259256

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