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 【音更】NPO教育支援協会北海道(帯広、榎本尚世代表理事)主催の「親子でワクワク! 小学校・新春・準備講座」が17日、音更町のひびき野会館で開かれた。今春の新入学児童を持つ母親らが、子どもの学力や勉強習慣などについて考え方を共有した。
(小林祐己)
【2019年2月21日付十勝毎日新聞に掲載】


【写真説明】多門さん(右奥)の司会で進んだ座談会

 同NPOの事業「放課後イングリッシュ」の指導者研修を受けている多門理恵さん(帯広)が企画。母子6組が参加、母親は座談会に臨み、子どもたちは英語遊びなどを楽しんだ。

 榎本さんと同NPO専務理事の白石友柄さんが話題提供者となって進行。家庭での宿題や勉強習慣について、白石さんは「習慣は子どもが興味を持ってこそ続く。小さいときは、短くても親が一緒にやる時間を取ると良い」と話した。

 子どもを保育所に通わせる母親は「幼稚園ではひらがな(の学習)やスケートも行っている。保育所と幼稚園の差をどう縮めるか」と小学校生活への不安を語った。白石さんは「これからの時代はどれだけ創造力があるかが大切。創造力の源は興味や関心。学び始めが早い、遅いではなく、自分がこれと思うことにどれだけ真剣になれるかが大切」とアドバイスした。

 講座を企画した多門さんは「子育ては一人で不安を感じるが、共有する場を持つことで『私だけじゃない』と思える。何かのヒントになったり、リフレッシュできたらいい。こうした活動が地域で広がれば」と話した。

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