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 帯広豊成小学校(岸梅哲郎校長、児童688人)で19日、サケの稚魚の放流が行われた。子どもたちは「また会う日まで」「サケ死ぬなよー!」などと稚魚に声を掛けながら、学校の真横を流れる機関庫の川に放した。【2022年04月20日付十勝毎日新聞に掲載】

 河川を活用した教育を行う同校では、4年前からサケの稚魚を育てている。この日は「とかち帯広サケの会」の千葉よう子さんと伊藤昭廣さん、さけ・ます教育コーディネーターの石垣章さんの3人が協力。昨年12月にふ化し、5~6センチほどに成長した稚魚約800匹のうち約250匹をコップに取り分け、子どもたちの手で川に帰した=写真。

 3年3組の葛西佑梨さん(8)と反保百恵さん(8)は「楽しかった」「サケが川を泳いでいるのがかわいかった」と話し、稚魚を見送った。(牧内奏)

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