【子育てニュース】ママの憩いの場開放~上士幌「ハレタ」
【上士幌】町などが出資するまちづくり会社「生涯活躍のまち かみしほろ」の新たな事業が3日、町内の「hareta(ハレタ)」で始まった。初回は妊婦や小さな子どもを持つ親の憩いの場が開放され、来場した母親同士が交流を深める姿が見られた。
(小縣大輝)
【2020年07月08日付十勝毎日新聞に掲載】
【写真説明】助産師の渡辺さん(手前右)らと親子が触れ合った「ママのホットステーション」
同社は、空き店舗を利活用して昨年8月にオープンした起業家支援スペースのハレタを拠点に、生涯活躍できるまちづくりを見据えた人材育成、創業支援、町民の困りごとや課題の解決などに取り組んでいる。
今回は新たな取り組みの第1弾として、「ママのホットステーション」を開設。孤独になりがちな産前産後の母親たちが気軽に集まれるよう、室内を明るく飾り付けして出迎えた。
午前中だけで子供連れの母親など10人以上が来場。助産師などの資格を持つ渡辺雅美さん=町内在住=と、同社事業推進部生活支援コーディネーターの倉嶋香菜子さんが対応に当たり、子どもを寝かしつけたり、母親と対面して育児の不安などの相談に応じた。
古市友美さん(43)は生後2カ月の寛大(かんた)ちゃんを連れて訪れ、「今は育休中で自宅にいることがほとんどだが、ここは雰囲気が良く、話し相手もいる。子どもにとっても刺激になります」と話していた。
同社は手作りのおやつなどを振る舞うカフェ(11日)、書店とコラボして映画パンフレットなどを展示するイベント(19日)も実施する予定。ママのホットステーションは毎週金曜(祝日を除く)午前10時~午後4時。問い合わせは同社(01564・7・7630)へ。
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