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 子育て世代を支援する新たなサービスや施設が、札幌市内でお目見えしている。育児中の母親がリフレッシュできる託児付きカフェ、働く父母が子連れで使えるシェアスペースなど、民間による「子育てしやすい環境づくり」が進んでいる。
【2020年03月01日付十勝毎日新聞に掲載】

/「ママナビ」がビル2フロアに/

 子育てポータルサイト「ママナビ」を運営するマミープロ(札幌市)は2月19日、市内中央区大通西18に、母親向けサービスの複合スペース「マミーラウンジ」をオープンさせた。
【写真説明】マミーラウンジ1階のカフェ。キッズメニューや離乳食メニューもある

 ビルの2フロアを使い、1階にはカフェと託児室、3階にはセミナールームとネイルサロン、就職や住宅に関する相談ルームを設けた。託児室には保育士が常駐、母親が食事やセミナーに参加している間、子どもを預けることができる。

 カフェメニューの目玉は、野菜ソムリエプロの資格を持つ北海道テレビ(HTB)の元アナウンサー佐藤麻美さんプロデュースの「パワーランチプレート」(2000円、1日・10食限定)。健康や美容に良いとされる野菜や海藻をふんだんに使い、彩りも豊か。「くまさんキッズプレート」(580円)などのキッズメニューや、生後7カ月から食べられる「手作り離乳食定番メニュー」(450円)もある。

 代表の阿部夕子さんは「子育てママがあったらいいなと思うサービスを取り入れた。ママ友同士のコミュニティーやプラットホームになれば」と話す。月-土曜の午前10時~午後5時。日曜・祝日休み。託児はカフェのみ50分・300円(予約優先)。その他は無料。

/ファクトリー内 今夏以降に開所/

 フリーランス支援事業などを手掛けるイロドリトイロ(札幌市)は今年の夏から秋にかけて、サッポロファクトリー(中央区北2東4)内に、子ども連れで利用できるシェアスペースのオープンを目指している。
【写真説明】子育て世代向けのシェアスペース開設を目指す新岡さん

 代表の新岡唯さんは首都圏の企業で人事採用などに関わり、長男の出産を機に、4年前に退職して札幌にUターン。なかなか就職先が見つからず、「札幌で子育て中の女性が働き続けることは難しいと感じた」と振り返る。

 働きたい人を支援する場をつくろうと、サッポロファクトリーを運営するサッポロ不動産開発(札幌市)や、同じ悩みを抱える父母らとともに企画した。

 シェアスペース内にはワークスペースや会議室を設け、個人や事業主、企業などが利用できる。求人情報の掲示、子連れで参加できるセミナーの開催などを予定。起業支援にも力を入れ、「パートなど雇われる働き方だけでなく、自分で仕事を創り出す流れを生み出したい」と語る。

 クラウドファンディング(CF)で23日まで資金を募る。目標額は70万円。新岡さんは「仕事・家庭・自分のどれかではなく、全部を選べる社会にしたい。札幌の社会問題を考えてもらう機会になれば」と話している。

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