【男記者の育休体験記⑦】子ども2人は忙しさ倍以上
収穫祭など十勝の実りを実感する催しが管内各地で開かれている。次男は生後5カ月となり、首が据わり、外出しやすくなった。育児休業の「特権」を生かして家族4人で足を運んでいる。
催し会場では乳幼児がいる家族に自然と目が行く。抱っこひもを使っている人が多く、わが家でも抱っこひもは大活躍。抱っこしながら両手が使えるのでありがたい。
乳幼児の子育てでは、目が離せない子どもが2人いると忙しさは倍以上だ。1人の場合は、私か妻のどちらかが面倒を見ていれば、親にも自由な時間がある。2人なら私と妻がそれぞれ1人の面倒を見るので、常に親が子守に関わる。
外出先では抱っこひもがあれば次男を抱え、抱きながら買い物ができる。親も催しを楽しむことができ、育児からの気晴らしになる。2人の子どもをみる大変さは家の中でもある。次男が寝付いて一段落しても、長男(4)の大声で起こされ、結局2人の面倒を見なければならなくなる。
子どもが3人以上いると、どうなることか。自治体が3人目から祝い金や支援策を手厚くするのもうなずける。子どもが複数いる家庭ほど父親が育児に関わらなければならないと思った。
(関坂典生)
<せきさか・のりお>
1979年生まれ。第2子が誕生したのを契機に、十勝毎日新聞社の男性記者として初めて育児休暇を12月末まで取得中。
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