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 【中札内】妊娠期から子育て期まで切れ目のないサポートを行う「村子育て世代包括支援センター」が8月から、村老人保健福祉センター内(西2南2)に開設された。妊産婦や子育て期の人、乳幼児から18歳までの子どもを対象に、関係機関と連携しながら不安や悩みなどの相談に応じる。
【2020年08月07日付十勝毎日新聞に掲載】


【写真説明】今月開設した村子育て世代包括支援センターの(左から)栗城さん、花房さん、前川さん

 国は、どの自治体でも妊産婦や乳幼児などが安心して健康な生活が送れるよう2017年度から、同支援センターの設置を努力義務としている。

 これまで「保健相談室」だった1室を同支援センターとして改修。村福祉課保健師の花房実千絵さんが常駐しているほか、助産師の前川泉さんが週2回、管理栄養士の栗城礼奈さんは週1回勤務する。同支援センターでの相談は事前に連絡が必要。

 プライバシーに考慮した明るい雰囲気の同支援センター内には、身長計や体重計、赤ちゃんの人形などを用意。赤ちゃんとの遊び方や健康管理などについて個別に対応する。助産師や管理栄養士の視点から、妊娠中の過ごし方や離乳食のアドバイスも受けられる。また、必要に応じて村教委や医療機関と連携することで、学校での悩みや子どもの発達に関するサポートも可能。

 花房さんは「村での子育てを切れ目無くサポートする、安心できる空間にしていきたい。悩みを抱え込まず気軽に相談してほしい」と話している。問い合わせは村福祉課(0155・67・2321)へ。

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