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 政府は、2020年版の男女共同参画白書を決定した。家事・育児などの負担が女性に偏っている現状を示し、女性の生活の質の低下や仕事との両立の難しさにつながっていると指摘。長時間労働の見直しなど男性の働き方を変革し、家事・育児の分担を進めることが必要だと訴えた。
【2020年08月02日付十勝毎日新聞に掲載】

 白書では、1日のうち家事や仕事などが占める時間を聞くアンケート調査の結果を紹介。家事の時間は、単独世帯では働く男女で差はなかったが、子どもがいない共働き世帯では、女性は男性の2・6倍の1時間59分に上った。

 未就学児のいる共働き世帯では、女性の家事はさらに増えて2時間11分となり、さらに男性の2・1倍ある育児時間2時間27分が加わった。

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