海外で働く孤独から得られるもの

的場衣織（98）更新／2019.08.29

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子育てが最高に楽しくなる！「英語が出来る子が育つ」ハッピー子育て73

私自身は、
18歳で帯広の高校を卒業後、
アメリカの大学に進学しました。

大学4年生の夏休みに
現地の企業でインターンシップを経験して
そのまま就職。
自分で労働ビザを申請して、
社内でたった一人の日本人として
4年間働きました。

同僚は超ローカルなアメリカ人で、
たまに本部からやってくる
上司に移民がいる程度。
「日本人だ」と言うと
「子どもは1人しか産んじゃいけないんでしょ？」
とか言う人達に
日本についてイチから説明する毎日に、
自分が日本人代表のような感覚に。

英語が出来るようになっても、
アメリカで育っていないと
分からない生活習慣とか
文化的背景とか
超えられない壁が必ず現れてきて、
自分がどうしても半人前に感じられて、
常にもどかしさと
苦しさと孤独感と向き合い
精神的にかなり鍛えられた。

若い時に
このような経験をしたのが、
その後の人生で、
まわりの環境に不平不満を言わず、
自分で自分の道を切り開いたり、
解決していける性格になったと思う。

だから、
子どもたちには一度でいいから
自分が「外国人」として
働き生活する体験をしてみて欲しい
と思います。

自分の内面と向き合い
乗り越えた経験は、
必ず人生にプラスになるし、
これからどんどん増えるであろう
在日外国人労働者と
お互いをリスペクトしながら暮らすには
必要不可欠な共感力になると思います。

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