【スタッフ日記】初体験!はヒトの数だけ
やっぱり、体験は”コト”じゃなくて”ヒト”だね!ということを伝えたくて、久しぶりのコラムになります。 先日、豊頃町で一緒に活動している農家の藤井さんから「子どもがいるなら、ぜひ、うちのレタスを見においでよ」とのうれしいお誘いをうけ、長男を連れて早速おじゃま。 早速、ビニールハウスに入ると温度計は30度! 3月末に屋外でこんな温度を体験できるなんて、早速ハイテンションに。 丁寧に育てられたレタスの苗を、一つひとつ手で畑に穴をあけて植えていきます。 「おいしくなーれ」っていうんだよ、という一言に息子から「ちゃんと気持ち込めてるから!」という切り替えし・・・ これには、藤井さんと父は一本取られて苦笑い。 (写真:右の男性が農家の藤井さん) 40株ほど植えて作業終了。お礼に大きくなったレタスをもらった息子は満足げな顔で「僕の植えたやつが大きくなったらまた来たい」とお願いしていました。 お昼ご飯に、自家製窯で焼きたてのピザをごちそうになり、家の方々とのトークも楽しみ、牛舎見学と重機体験など盛りだくさんの1日でした。 さて、世の中には「体験」の機会がたくさんありますが、つい「それはやったことがあるし」「一度やって満足したから」なんて形で、同じ種類のことを2回以上体験することが少ない気がします。 私も、今回のように農家さんのケースであれば、色々な農家におじゃましたり、様々な農作業も体験したりしましたが、同じコトでもヒトによって大きく違うことを実感させていただきました。 その人の考え方、家の習慣、地域の風土、どれ一つ違うだけで体験できる内容は大きく異なり、そのたびに学びが生まれますし、今回の体験が息子に与えてくれた体験はとても大きなものだと、感謝してもしきれません。 なので、息子には今後同じようなことがあっても「前に行ったことがあるからいいよ」なんてことを言わずに、同じコト・同じ場所であっても、そこにいるヒト・一緒に行くヒト・そこで出会うヒト、全てに初体験があることを、大切にして成長して欲しいと願っています。