モゾモゾしているのに…
「トイレは?」 「トイレ行く?」 どこから見てもモゾモゾしているのに、 『ない』『いかない』 と返答し、結局は慌ててトイレへ。 そして時には間に合わず… そんな経験ありませんか? 子どもって不思議なもので 自分の気持ちとは反対の行動をしてしまうことが多いですよね。 もしかすると 自分の意志決定で行動したいための ちょっとした“反抗期”なのかもしれません。 私の働く放課後支援施設ことのはでもこんなやりとりがありました。 大 人:「トイレは?」 子ども:『ない』 大 人:「おしっこは?」 子ども:『ない』 大 人:「トイレ行くよ」 子ども:『わかったよ』 こんな風に言い方を変えるだけで さっとトイレに行くことが多いんですよ。 質問して、 YESかNOかを聞くとNO だったら有無を言わさずGO 時にはこんな関わりも必要なのかもしれません。 お試しあれ! 小川 洋輝(おがわ・ひろき) 青鳥舎せいちょうしゃ(幕別町)代表。1985年幕別町生まれ。知的障がい者支援施設、知的障がい児・発達障がい児の通所施設での勤務を経て、2015年青鳥舎を設立。「戦力としての障がい者雇用を当たり前にする」をメインテーマに、障がい者雇用のコンサルテーションや福祉事業所の設立コンサルテーションを中心に活動中。趣味は読書。ジャンルは絵本からビジネス書までと幅広く、年間に100冊以上は読んでいる。