【スタッフ日記】スケート記録会で・・・「オレ、健闘!」
皆さんこんにちは。井上です。
今月は出張などが重なり、自宅を不在にすることが多い中、家に帰ると子供たちから「聞いて聞いて攻撃」を受け、出張帰りで体は疲れながらも、気持ち的には微笑ましい気分に浸っているところです。
さて、今日は長男(小2、8歳)の話題です。
先日、学校のスケート記録会がありました。妻が、長女(年中、5歳)の幼稚園での懇談会出席のため、私が行くことに。会社をサボって(ちゃんと半日の有給休暇にしました・・・)学校に向かいました。
実は記録会に先立ち、子供たちと3人で帯広の森アイスアリーナを訪れ、スケートの練習をしていました。私はもともと本州育ち。スケートができないだけでなく、運動も苦手で指導するどころではありません。子供をかまう前に自分が転び、後頭部を強打してしまうありさまでした。
そんな親を持っただけに(?)、長男も決して上手な方ではありません。
むしろ下手な方です。しかし、下手は下手なりに長男は頑張って練習し、最初の頃に比べると大分上手になっていきました。
そんな長男は、記録会前に目標のタイムを切ることを私に約束していたのです。スケート記録会では、準備でスケートの靴ひもを結んでやると、ドヤ顔で「目標タイムを切るように頑張る」と言います。私も「頑張って!」と期待を込めて送り出しました。
長男の回には、5人が出場し、リンクを1週します。スタートにつき、号砲と同時に飛び出すと、練習の成果か、最初は3番目ぐらいで進んでいきました。しかし、半分ほどのところで転び、後半でも転び、結局、一番最後にゴールラインにたどり着く結果となったのでした。
それでも頑張った息子の姿に感動を覚え、靴を脱がすときには頑張りを認めてやろうと待ち構え、座った長男に「転んだけど最後まであきらめずに滑り切れたね」と声を掛けました。
すると、長男は、ドヤ顔でこそありませんでしたが、声を掛ける前から充実した表情を見せ、明るい声で力強く、
「うん、5位になれた!」
と言うのです。
そうそう、5位になれたよね~ (*´∇`*)
やや?? (◎_◎)
アレ? 滑ってたのは「5人」じゃなかったでしたっけ???
一瞬、私の頭の中は混乱してそんな疑問も浮かんだのですが、あまりに充実した表情の長男を見て、何も言わずこちらも笑顔を返すだけでした。
う~ん。なんというか、ウチの長男ってある意味ポジティブなんだな~
人生って、いろんなことが起きますけど、捉え方一つ、出来事への意味の与え方一つで、幸せに過ごせるんだな~
と、人生における〝学び〟を深めることができた一幕だったのでした。
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