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 ボランティア団体「ゆりかご」(林浩子代表)は赤ちゃんの5カ月健診時に絵本を贈る帯広市の「絵本との出会い事業」を担っている。開始時から事業に関わり、同団体は今年で15周年を迎えた。
【2019年09月01日付十勝毎日新聞に掲載】


【写真説明】「ぜひ参加を」と呼び掛けるゆりかごメンバー

 メンバーは女性を中心に19人。毎回5冊の絵本を厳選し、乳児健診に訪れた親子に1冊ずつページをめくりながら絵本を紹介する。気に入った絵本を「初めての1冊」として親子にプレゼントしている。

 同事業は2004年9月からスタート。高齢化や働くメンバーも多く、活動日には人が集まらないことが多い。毎回約30組の親子に絵本を手渡すのにメンバーが2人だけの日もある。栗林美穂副代表は「少ないメンバーでどう継続するかが今後の課題」と頭を抱える。

 栗林副代表は「毎回かわいい赤ちゃんから元気をもらえる」とボランティアの魅力を話す。「興味があればぜひ参加してほしい」と呼び掛けている=写真。問い合わせは同市子育て支援課(0155・25・9700)へ。

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