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「ごめんなさい」

この一言が
なかなか言えない子って
少なくないと思います。

そして
この「ごめんなさい」には
どんな意味があるのかを
考えてみました。

例えば、
子ども同士が喧嘩をし、
大人が仲裁に入った場合。
この場面で大人が子どもに言わせる
「ごめんなさい」は、
この喧嘩はここで終了
の合図ではないでしょうか?

そして、
子どもは「ごめんなさい」
と言われたから許すでしょうか?
逆に言われなくても、
また遊びたいから
許すのではないでしょうか?

そうなると、
ハードルの高い
「ごめんなさい」を辞めて、
〝仲直りのハイタッチ〟
でもいいのかもしれません。

では、次に
何かいけないことをしてしまった場合。
ここでも、
大事なのは謝罪の
「ごめんなさい」よりも、
どうしてそうしてしまったのか、
そして繰り返さないためにどうするのか。
この2つか大事になってくると思います。

この2つのことから考えると、
「ごめんなさい」を言われるのは
大人のエゴなのかもしれません。

ただ、大人になるほど
謝罪で許せたりもするので、
必要ないとは思いません。
ハードルが高い子の場合、
それに拘らずに
解決していくものいいかもしれませんよ。

小川 洋輝(おがわ・ひろき)
青鳥舎せいちょうしゃ(幕別町)代表。1985年幕別町生まれ。知的障がい者支援施設、知的障がい児・発達障がい児の通所施設での勤務を経て、2015年青鳥舎を設立。「戦力としての障がい者雇用を当たり前にする」をメインテーマに、障がい者雇用のコンサルテーションや福祉事業所の設立コンサルテーションを中心に活動中。市内で放課後支援施設「ことのは」を運営。趣味は読書。ジャンルは絵本からビジネス書までと幅広く、年間に100冊以上は読んでいる。


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