記憶というプレゼント
実家に帰省中、 父は孫であるワタシの息子に、 ワタシの学生時代の凸凹なエピソードを アレコレ話します。 テーマは「駅」「旅人」だったようで、 ★夕方、家の前にパトカーが止まって驚いた。 ともえが駅で自転車盗まれて、届け出したら、パトカーに乗せてもらって帰ってきた。 パトカーに乗るなんてめったにない。 ★次に、駅で大きな拾い物をしてきた。 400ccのバイクに乗った若者。旅の途中、予定より旅が長くなって宿泊費が足りないから困ってた。と言って、若者のバイクの後ろに乗って帰ってきた。 ★旅の途中、駅でお小遣いをもらっちゃった。 駅の待合所でワンカップを飲んでる小汚いおじさんと仲良くなって、てっきりホームレスだと思ってたそのおじさんは「オレは金がないわけじゃないんだぁ」と言ってワタシに餞別をくれた。 じいちゃんは、 新しい情報は覚えるのが難しくても、 昔のインパクトのあるエピソードは しっかり残っています。 じいちゃんの話を聞きながら、 ワタシの顔を覗き込んでは、 「マジ?マジ?ママ結構なもんだね」 と言って笑う息子。 そんなやり取りを見て思います。 涼しい顔で、 そつなくこなす人生よりも、 凸凹しながら周りと繋がって生きて欲しい。 息子も ワタシが語り継ぎたくなるような 凸凹思い出話をいっぱい残してほしい。 旅の土産や記念日のプレゼントもいいけど、 永遠に残るものは やっぱり記憶なんだと思います。 ♪今日のボードゲーム♪ サバイブ! アトランティスの海で沈みゆく島から脱出するゲーム。 1~4点の点数が裏に書かれている「人」駒を 自分で配置して、 得点が高い人を優先に助けたいな。。。 と思ってプレイしても、 最後にひっくり返してびっくり、 アレ?1点ばっかり!? 置いた先から忘れてる、 記憶なんて曖昧(笑) 白石 友柄(しらいし・ともえ) やりたいコトは全部ヤルが信条。 放課後の学習プログラムや小学校の英語活動のサポートなど幅広く子どもの学びを展開する、NPO教育支援協会北海道の専務理事。 その他、紅茶の「tea stylist」、サイエンスプログラムの「GEMSリーダー」、生粋の「board gamer」としても活動中。 プロフィールはこちら NPO教育支援協会北海道のHPはこちら