安心バスタオル
みなさんはスヌーピーをご存知でしょうか？ 漫画『ピーナッツ』に登場する 犬のキャラクターですね。 さて、 そのピーナッツに登場する、 いつも毛布を持ち歩いている ライナスという男の子。 彼は毛布がなければ 落ち着かない状態になったり、 眠れなくなってしまうのです。 この現象は漫画だけではなく、 実際にもよく起きる現象で、 ライナスの毛布、 またはブランケット症候群 とも呼ばれます。 どうでしょうか？ 自分や家族にも この現象はあてはまっていませんか？ ボク自身も 生まれた時に使っていたバスタオルは 使えなくなる中学生くらいまでは ボロボロのバスタオルを 首に巻いて寝ていたのを覚えています。 いよいよビリビリに破れ、 修復不可能で手放しました。 生地が薄くなり、 肌触りが心地よくなるため、 他のバスタオルじゃ嫌なんですよね。（笑） ことのはに通うこども達の中にも、 お気に入りのバスタオルがある 子も少なくありません。 そしてボクの時と同じように、 すでにボロボロで、 クタクタ具合がたまらないようです。（笑） いくつになっても手放せない毛布やバスタオル。 暖かく見守り、 一緒に大切にしていきたいものですね。 小川 洋輝（おがわ・ひろき） 青鳥舎せいちょうしゃ（幕別町）代表。1985年幕別町生まれ。知的障がい者支援施設、知的障がい児・発達障がい児の通所施設での勤務を経て、2015年青鳥舎を設立。「戦力としての障がい者雇用を当たり前にする」をメインテーマに、障がい者雇用のコンサルテーションや福祉事業所の設立コンサルテーションを中心に活動中。市内で放課後支援施設「ことのは」を運営。趣味は読書。ジャンルは絵本からビジネス書までと幅広く、年間に100冊以上は読んでいる。
