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前回に引き続き、子どもの話を聞く3つのコツ、
今日はその3つ目です。

 1.自分の心を整える
 2.子どもの「言葉」を真に受けすぎない
 3.言葉だけでなく「音」を聞く

1、2のコツ、試してみていただけたでしょうか?
私自身も書きながらまた改めて思い出していました。

さて、3つ目の「音」を聞く、とは?

「声」ではないんですか?とよく質問されます。
もちろん、声も含まれるのですが、
それ以外にも人はいろんな音を発しています。
息遣いのようなものもそうですし、
遊んでいるときにおもちゃで立てている音、
階段を降りてくるときの足音、
ドアを開け閉めする音などなど、いろいろあります。
それらを全部含めて「音」と捉えています。

とはいえ、最も中心となるのは、
「話している時の声」です。

ほとんどのお母さんが、
朝起きてきた時の「おはよう」、
出かける時の「行ってきます」、
子どもが家に帰ってきた時の「ただいま」など、
何かしらは必ず聞いていると思います。

そして、その時の「声の感じ」で、
「あれ?何かあったのかな?」
と感じることはないでしょうか?
私たちはもともと、声の状態から、
相手の心の状態を推察する力を持っているのです。

ところが、「中身のある会話」になると、
ついつい「言葉」に集中して、
声の状態を聞き逃してしまうことが多くなります。
話の内容を頭で考えて理解しようとする意識が働くからです。

例えば、何か失敗したりうまくいかなかった時、
子どもが「もう嫌だ!こんなのできないよ!」と言ったとします。
あなただったら、どう対応しますか?

私は、その発言の「音」に着目して、
どう対応するかを決めています。

口では「嫌だ」と言っていても、
音の印象から「どうしてもできるようになりたい」
という強い意志を感じることがあります。
その時は、単純に励まします。
「そうかー、そういうこともある!
誰でも、最初からはうまくできないさ!
だから大丈夫!何回でもチャレンジだよ!
お母さん、応援してるからね!」
などという言い方で大丈夫だと思います。

ところが、場合によっては、
何かの理由で心底疲れ果ててしまっている、
ということもあるかもしれません。
そんなときに励ましてしまうと、
言葉を素直に受け取れないばかりか、
完全に逆効果になってしまいます。
そういう場合は、じっくりと、何があったのかを聞きます。

大人から見れば「そんなちっぽけなことで」と思うことも、
子どもにとっては一大事、ということも多いですよね。
なので、一つとして否定せず、
「そうなんだ、そう思ったんだね」と、
同意も反対もしない聞き方、というのがポイントです。

全部話してしまうと、それだけで、
「やっぱりやってみる」となることもあります。
また、徹底的に聞き切った後であれば、
お父さんお母さんの経験を話してあげることも効果があります。
ただし、全部聞いた後、というのが大事!
途中で「お母さんがあなたくらいのときにはね・・・」
とやってしまうと、子どもの耳は
「ピタッ!」と閉じてしまいますので、要注意です。

話を聞く間も、声のトーンや強弱などの変化に気をつけます。
明るくて透き通ったいい音が出始めれば、
気持ちが持ち直してきた合図です。

さて、ここまで読んでこられた方は、
「どうやって音を聴き分ければいいの?」と思うかもしれません。
ここが、親としての腕の見せ所です!

子どもが好きなことをしていて、楽しいとき、
それを話してくれる時の声の質が、
その子の一番いい状態の音です。

それを基準に、今話している音がどうか?
そう考えていただくと、みなさん、わかると思います。

こうして、音に意識を集中していくと、ある現象が起こります。
いつのまにか、自分の感情や考えから離れて、
子どもに対する観察力・集中力がものすごく高まっているのです。

子どもは、お父さん・お母さんが大好き!
だから、いつも自分のほうを見ていてほしいんですよね。
気を引こうとして、汚い言葉を使ったりすることもあるかもしれないし、
注目してほしくて乱暴なことすることもあるかもしれません。
表面的な行動や言葉に引っ張られないように、
子どもが持っている本来の素晴らしさが出てくるように、
と意識して聞いてあげれば、
きっと、楽しくて豊かな親子コミュニケーションの一歩になると思います。

私のコラムでは、みなさんからの疑問・お悩みも募集しています。
「こんな時どうしたらいいの?」というお題をいただければ、
お答えしていきたいと思います。
あなたのお悩みが、
たくさんのお父さんお母さんの子育てのヒントになります。
どしどしお寄せください、お待ちしています!

首藤ひろえ
 オフィスひびき代表。自己承認度を高める「ネイチャー理論」と
深く心を聴く「聴心力」で、どんな人でも自分らしく幸せな生き方
に導くコーチングを実践。夫と息子の3人家族。広尾町在住。

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