ひそかな楽しみ

保前明美（33）更新／2016.04.22

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この春、高校に通い始めた我が家の末娘…この一週間は自転車通学を禁止し、夫が朝、通勤途中に娘を送り、帰りは私が迎えに行くという一週間を過ごした。

この一週間、毎日仲良しの友人と部活動見学をしている娘は、帰りのお迎えの時間はまちまち…
彼女の予定にばかり合わせてはいられないが、4時を過ぎてからは、携帯を気にしている私がいる;^_^A
ラインに「もう、終わった！迎えに来てー！」と言葉を送って来る娘に「やれやれ…もっと頼み方があるでしょうに…」と呆れながらも、迎えに来てコールが嬉しくて、ウキウキしながら娘の学校まで迎えに行く…

娘を迎えに行った帰り道に彼女から、今日学校であった出来事を教えてもらうのが、実は私の楽しみとなっている♪
彼女の話によると、部活動見学に行くと、珍しい苗字の娘の名前を見て、必ず昨年卒業した長男のことを思い出し、「保前先輩の妹さん？」と三年生の先輩から尋ねられるそうなのだ。

私も娘から話を聞くまで、我が息子がこれほど？有名人だったとは思わなかった（≧∇≦）

息子は高校時代、色々とやらかしていたらしい…しかし、娘がいうには3年生の先輩達は、決して兄のことを嫌な顔して話すのではなく、誰もが彼のことを楽しい先輩だったと話してくれるそうだ。時には、そんな彼のファンだったとも…

私の知らない所で息子も活躍していたようだ。妹の彼女も兄について語られることが、次第に自慢に思えるようになってきたようだ。
ということで、最近、私は彼女を迎えに行くこの時間がとても楽しみなのだ。

私のひそかな楽しみ…3年間、この楽しみの時間を大切にしようと思う。