【男記者の育休体験記⑪】寝返りに感動 専業でよかった
年内で終わる育児休業の目的の一つが、次男(7カ月)の成長をしっかりと目に焼き付けること。あおむけに寝たままの乳児が、寝返りをするのは目に見える大きな変化。初めての寝返りの瞬間を妻よりも先に見ようと思っていた。
次男は先月、次第に体を横にするしぐさを見せ、あと少しでできるという体勢で数日が経過した。
そんな日常に見慣れたある日の昼。私が目を離した瞬間、妻が見ている時に寝返った。おもちゃで気を引いてもう一回やってもらおうと試したが、うまくいかなかった。「今日はもう疲れてできないのでは」と諦めたが、4時間後に寝返った。
その姿はまだぎこちない、人生2回目の寝返り。翌日からは簡単に寝返り、今月は、ほふく前進をして自由に動き回る。初々しい寝返りは2度と見られない。成長過程を見られたのがうれしかった。
子どもは、わずかながらも日々成長している。この変化を感じられるのが育児専業の喜びだ。仕事をしている時は日々の変化が激しく刺激的なのに対し、育児専業中は変化が少ないように見える毎日だったが、小さな成長を楽しめる時間が流れていた。
(おわり、関坂典生)
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