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 帯広市内の認定NPO法人子どもと文化のひろば「ぷれいおん・とかち」(西20南5、今村江穂理事長)は、「子ども・子育て応援ソング」を制作する。地域で助け合いながら子育てを楽しんでほしいという願いを込め、作詞・作曲は自らも大家族で育った音更町出身のシンガー・ソングライター流(ながれ)さんが担当。制作資金と応援メッセージを寄付で募っている。
【2021年4月18日付十勝毎日新聞に掲載】


【写真説明】「ぷれいおん・とかち」のいいところを曲に反映してもらおうと話し合った関係者。「口ずさめるような曲にしたい」と語る流さん(後列右から2人目)

 同法人は遊びを中心とした活動を通じて、子育て支援や多世代・地域を結ぶ活動を行っている。コロナ禍で子育てがより難しくなる中、「みんなで子育て」「子どもに遊びを」という思いを歌で届けたいと企画した。

 作詞・作曲する流さんは6人きょうだいの5番目で、にぎやかな環境で育った。姉がぷれいおんの会員だったことをきっかけに、これまでもイベントに参加。「幼い頃は子ども会が活発で、地域に育ててもらった。口ずさめるような楽しい歌にしたい」と話す。

 4日には市内の緑西コミュニティセンターでイベントが行われ、流さん参加の下、ぷれいおんの良いところとして「活動が幅広い」「赤ちゃんから大人まで多世代」などの声が上がった。こうした意見は曲のイメージに反映してもらう考えで、今村理事長は「地域の人が共感し、元気をもらえるような曲になれば」と思いを込める。

 楽曲やCDの制作費は寄付で募り、目標は40万円。CDは十勝の学校や図書館に無料配布し、ホームページなどで公開する。受け付けは7月7日までで、寄付サイト「シンカブル」のほか、法人事務所(西20南5)へ。1口500円で、応援メッセージはCDブックレットに記載。2000円以上の寄付者にはCDが贈られる。

 問い合わせはぷれいおん・とかち(0155・36・0560)へ。

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