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前回は「なんで?」をやめて、
「どうすれば?」で質問しよう!
というお話を書きました。

今回は、子どもの話の受け止め方についてです。
 
子どもの話を聞いていると、
「え?!一体何を言ってるのよ!」
なんて思うことがしょっちゅうありますよね。
大人は、良くも悪くも「常識」というものが身についているので、
子どもの話を自分の常識に無意識に当てはめてしまい、
「そんなのありえない」とか
「意味がわからないわ」などと思ってしまうこともあると思います。

そんなとき、どう反応していますか?
「もう~、何バカなこと言ってるのよ~」なんて、
つい、言ってしまっていませんか?

あるいは、子どもの愚痴や不平不満に対してはどうでしょう?
「また先生に怒られたよ~・・・」なんて発言に、
「それは、あんたの態度が悪いからでしょ!」
などなど。
 
そういう時に、ぜひ試していただきたいのが、
どんな時でも「いいね!」で受け止める、です。

「また先生に怒られたよ~」であっても、
「いいね!」です(笑)。
おそらく、子どもは「は?」という反応になるでしょうね。
そこですかさず、
「怒られるなんて、素晴らしいよ~!
先生はあなたのことちゃんと気にかけてくれてるんだね。
どうでもいい相手は無視!だよ。
怒ってくれるなんて、本当によかったね」
こんな感じです。
 
考えてみれば、世の中で起きることすべて、
「良い」「悪い」「ツイてる」「ツイてない」など、
決めているのは自分自身です。
だから、どんな出来事も「いいね!」にしてしまうと、
どんどん前向きになれるんですよね。

友達とケンカしたなら、
ケンカができる友達がいるありがたさに「いいね!」
転んで擦りむいたなら、
大怪我にならずに済んで「いいね!」
忘れ物をして怒られたなら、
準備の大切さに気づく機会ができて「いいね!」

何でもかんでも「いいね!」できちゃうんですよね。
こんな小さな積み重ねが、
失敗しても次こそ!とチャレンジする力を育てることにつながる、
私はそんな風に考えているんです。

そして、もっといいことは、
お母さん、お父さん自身が明るく前向きな気持ちになれること!
子育てしていると、悩みが尽きませんし、
心配すればキリがないものです。
だからこそ、どんな時でも「いいね!」なんです。

子どもと一緒に、日々のいろんなことを「いいね!」で楽しむ。
きっと、毎日がテーマパークのように面白くなること間違いなし!です。

首藤ひろえ
 オフィスひびき代表。自己承認度を高める「ネイチャー理論」と
深く心を聴く「聴心力」で、どんな人でも自分らしく幸せな生き方
に導くコーチングを実践。夫と息子の3人家族。広尾町在住。

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