“聴く”よりも“視る”
人は、見る事で得られる情報量の割合は8割を超えると言われております。
聞くことで得られる情報量は1割未満だと言われております。
さらに情報が複雑になればなるほど、視覚情報が優位になることでしょう。
そこで、今日も今までの実践を例にお伝えしたいと思います。
Aくんは、新しいお友達と遊びたいと思っているのですが上手く関わる事ができません。
そのため、遊んでいるお友達にちょっかいをかけたりいじわるをして関わりを求めていく毎日でした。
「遊ぼうって言ったら一緒に遊べるよ」
「同じことされたらどんな気持ちになる?」など
助言を繰り返してきましたが、ちょっかいやいじわるの毎日が過ぎていきました。
そしてある日、紙に書いて伝えて見ました。(※写真参照)
内容はシンプルに、“友達になりたい人”と“友達になりたくない人”
どんな人と友達になりたいか、なりたくないかを書き、「Aくんならどっちとお友達になりたい?」と質問をし、「こっち」と指さしで回答をいただきました。
すると次の日、「これ、面白いよ」「さようなら」などとお友達に適切に声をかけることができるようになったのです。
Aくんは、同じ内容の話を聞いても行動が変わりませんでした。
しかし、紙に書いてある字を見る事で行動が変わりました。
これは、頭で整理するよりも、整理されている情報を見る事で理解がしやすかったこと。
また、書いてある字を見る方が記憶に残りやすかったからだと私は思っております。
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