「散らかさないで」のうら
「もう、そんなに散らかさないで!」
振り返ってみると、よく言われた言葉でもあり、子どもたちの放課後支援をしてる中でも
よく使っている言葉かもしれません。
先日、
発泡スチロールを粉々にして遊んでいる生徒さんを目の前に、ふと思ったのです。
散らかすのをやめてほしいのではなく、
片付けをしないでそのままにすることをやめてほしいのだと。
そう考えると、
「散らかさないで」の言葉の裏には
“どうせ片付けるのは私なんだから…”が隠れているのかもしれません。
そう、散らかすことは悪いことでもなんでもなく、
お片付けをすれば全く問題がないのです。
子どもは、目の前の遊びにワクワクし、集中して楽しんでおります。
その楽しみを奪う声掛けよりも、
終わったらきっちり片付けをすることを徹底する方が、教育にもつながるかもしれません。
そして、
子ども達はお片付けさえも“遊び”にできるチカラを持っております。
「競争しよう」
「勝負だ」
などと、ちょっと工夫するだけでやる気満々でお片付けをするかもしれませんよ。
小川 洋輝(おがわ・ひろき)
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