学ぶは真似ぶ

おがわひろき（86）更新／2016.08.22

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学ぶという言葉と真似るという言葉の語源が同じだという話を聞いたことがあるでしょうか？

お手本となる人の行動を真似て、自分のものにしいていく。
これが学ぶの本質だと私は思っております。

子育てにおいても、
挨拶をしっかりできるようになってほしい。
脱いだ靴はきちんと揃えてほしい。
食べたあとの食器くらいは自分で片付けてほしい。

いろいろとあると思いますが、
お父さんお母さんがきちんとそれを行なっていれば、
自分たちの気づかないうちにそれを見て、真似をしてできるようになっているものです。

よく聞く話では、
両親が読書家であると、自然と子も本を読む習慣がある。
という話ですね。

○○ができるいうになってほしい。
そう思っていることについて、自分ができているかを再確認しましょう。

また、
尊敬する人や、大好きな芸能人のファッションや仕草を真似るのもこれにあたります。

心理学でいう、モデリングです。

模範を行動に囲まれる生活環境にすることが、
口で言うよりも効果があるかもしれませんね。

小川　洋輝（おがわ・ひろき）
青鳥舎せいちょうしゃ（幕別町）代表。1985年幕別町生まれ。知的障がい者支援施設、知的障がい児・発達障がい児の通所施設での勤務を経て、2015年青鳥舎を設立。「戦力としての障がい者雇用を当たり前にする」をメインテーマに、障がい者雇用のコンサルテーションや福祉事業所の設立コンサルテーションを中心に活動中。趣味は読書。ジャンルは絵本からビジネス書までと幅広く、年間に100冊以上は読んでいる。