在宅勤務、副業OKが大企業を中心に広まる予感
続・月5万円のナリワイシリーズは少しお休みして、今日は気になるニュースから。
以前書いたコラム「子育て期に大助かりの、リモートワークの魅力
」に関連して嬉しい話題が飛び込んできました。
あのトヨタ自動車が、ほぼすべての総合職社員を対象に在宅勤務制度を導入するそうです
(記事はこちら(日経電子版)
)。
実質2時間だけ出社すればそれ以外は好きな場所で働いてよいそうです。
個人的には、実質2時間の出社も取り払ってほしいところではありますが、まずは徐々にというところなのでしょうか。
そして、ロート製薬は社員の副業を許可する動きに(記事はこちら(東洋経済オンライン))。
自分の専門分野以外の職種に触れることで、自社の新しいビジネスチャンスの芽を見つけることや、会社の枠を超えた人脈を作ることが効果として期待されています。
「ダイバーシティ(多様性)」という旗印のもとに、これからどんどん大企業を中心にこのような動きは広まっていくと思います。
圧倒的な人材不足である地方においては、都会よりもこのような働き方はメリットがあるのではないでしょうか。
今までだったら、まずは都市部の大企業からこのような流れが生まれ、10年〜20年遅れで地方の企業がその流れに従う、ということが通例だったように思います。
しかし、ITの進化で働く場所を選ばなくなったり、作業効率が格段に向上しているこの時代に、必ずしも地方が都市部よりも10年遅れである必要はないと思っています。
魅力的な自然の中で、子育てしたい若い世代はたくさんいます。多様性を認める働き方ができるかどうかが、大きな大きなポイントなのです。
神宮司 亜沙美(じんぐうじ・あさみ)
大樹町地域おこし協力隊。
中学卒業まで大樹町で過ごし、15年ぶりにUターン。自然に囲まれた地元で子育てをしながら、地方でも女性が活躍できる仕事を作る!ために2年後の起業に向けて、日々様々なことにトライしている。
2015年12月に元システムエンジニア&ライターとしての経験を活かし、大樹町のいいなを紹介するローカルメディア「ソラユメ」を立ち上げる。
大樹町在住、夫(33歳)、息子(1歳)の3人家族。
大樹町地域おこし協力隊
http://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/
ソラユメ
http://sorayume-taiki.net/
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