今できることを 全力で楽しもう!!
とかち子育て応援ラボコラム #9
こんにちは!がんばるママの応援隊、ファミサポ提供会員のたかやです。
ぷれいおん・とかちの年次報告書第16期の中で「今を生きる子どもたちに伝えたいメッセージ」に私のメッセージが掲載されました。
私が書いたのは「今できることを全力で楽しもう!!」です。今回はこの話を書きます。
コロナ禍になってから、私たちの生活は一変しました。
先の見えない状況に不安な日々を過ごし、相次ぐ中止。
子どもたちは学校に安心して通えなくなり、マスクをし、他学年とは交流しない、学級単位で行動するなど、様々な制約がされるようになりました。
2020年2月末、明日から休校になると聞いたとき、きのうまで当たり前にできていたことが、明日急にできなくなるのを実感。
でもこれは、コロナだけではなく、生活のあらゆる場面で起きることでもあります。
例えば、3年前の震災、私は学校のお祭り係として準備を進めてきました。しかし突然の地震と停電。その週末に予定されていたお祭りは、中止せざるを得ませんでした。
ミニバレー大会がロタウイルスの発生により中止になったこともあります。
小さなことでは、楽しみにしていた講座に参加するはずが、子どもが熱を出して行けなかったというのもありました。たくさんの準備をし、その時でしか楽しめないことをあっけなく諦めなければならなかったのです。
私たちは、突然自分の力ではどうすることもできない状況になってしまうことがあるんです。これはもう、どうしようもない。
だからこそ。子どもたちには今を大事に生きていってほしい。
今やりたいことが明日できなくなるかもしれないから。
それなら今やろう!全力で楽しもう!
我慢しなきゃならないこと、頭を切り替えなければならなかったこと、
大人も子どももたくさんあったと思います。
でも、できないことを嘆くよりも、
できるためにどうしたらよいか、この状況の中でできることはないか、
逆に、この状況だからこそできる楽しいことはないか
コロナ禍になってから、家族でたくさん話し合って考えました。
子どもの1年は貴重です。9歳の今は、今でしかない。
1歳の今も、今でしかない。
世の中がストップしても、子どもの成長は待ってはくれないんです。
今経験させてあげたいことがある。
そう思って、夏には家で夏祭りをやりました。チケットを作り、ヨーヨーやまとあてを準備し、焼きそばやフランクフルトを用意してお祭りごっこを楽しみました。手持ち花火まで楽しんだら、なんとサプライズ花火が打ち上げられて。たくさんのお祭りが中止になる中でも、この時にできることを全力で楽しめた家の夏祭り、いい思い出です。
私がコロナ禍で楽しんだことは他にも、12キロのダイエット、ぬりえ、そば打ち、味噌作り、オンライン飲み会、オンライン講習の受講、家の断捨離祭り、写真の整理など。
コロナ禍じゃなければこんなにゆっくり自分と向き合うことができなかったでしょうし、当たり前と思っていた生活を見直すことや、やってみたかったことに取り組むことはしなかったでしょう。
老後の楽しみと思っていたぬりえや、そば打ち、味噌作りは、老後になったらやりたくなくなるかもしれないし、やれない体になっているかもしれないんです。人生は1回!やりたいと思った時にやらないと!!
だから。
今を生きる子どもたちはもちろん、今を生きるお母さんお父さんも大人もみんな、
「今できることを全力で楽しもう!!」
先日の援助は、「母から漬物を習いたい!」というお母さん。どうぞどうぞ、お子様はお預かりしますから、ゆっくり習ってきてくださいとお伝えしました。お母様から教えてもらえるなんて、素敵ですね。
ママのやりたいこと、お子様のお預かりで叶えられるなら、
ぜひお手伝いさせてください^^
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髙谷 麻衣(たかや まい)
1983年生まれ。札幌出身。
7年間保育士として勤めた後、結婚出産を経て2014年に帯広市に転入。
帯広市ファミリーサポート事業の提供会員として、家庭で子育てするお母さんのサポーターとして活動中。
その他、小学校での読み聞かせボランティアや子育てママのミニバレーサークルを運営。小学生2人の娘の母。
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