バレンタインデー、やっぱり大好きな人はお母さん…
前回の水曜日、
みどりっこクラブ自由遊びの活動日が
たまたま2月14日で「バレンタインデー」にぶつかった。
まあ、バレンタインデーとは
そもそも日本にとっては
縁もゆかりもないイベントなのだが、
商魂たくましい日本のお菓子業界が火つけ役となり、
ここまで大きなイベントとなったことは間違いない。
しかし、そうは思いながらも、
やはり2月14日は
自分が密かに想っている男性に
女性の方から告白出来る
貴重かつ公然とした1日であることには違いないだろう。
だから、今回私は
バレンタインデーの本当のいわれを子ども達に説明し、男女関係なく子どもたちに
チョコレートをプレゼントすることにした。
ただ、
チョコレートだけを配るのでは物足りないので、
色画用紙をハート型に切り取った
メッセージカードを子ども達に配り、
自分が大好きな、
あるいはいつも思ってはいるけど中々言えない感謝を
伝えたい人にメッセージを書いてとお願いした。
すると、子どもたちは、
あまり悩むことなくそれぞれの想う人、
感謝を言いたい人にメッセージを書いてくれた。
数人の男児だけが
「えー、そんな人いないー!面倒くさいー!」
と言っていたが、
「あら、じゃあ最後に配ろうと思っていたチョコレートはあげられないな。そのチョコレートは、その大好きな人と一緒に食べてほしいから配るんだもの…」
と言うと、
「えーっ⁉︎」と言いながら、
書いてくれたのだ。
書いてくれたメッセージカードは
チョコレートを配る時に返すからと
一度回収したのだが、
そこは私の特権?(笑)こっそり、
みんなの書いたメッセージカードを読ませてもらった^_^;
お友達に宛てたもの、
お兄ちゃん、おばあちゃん、
近所のお姉さんに宛てたもの、
様々だったが
圧倒的に多かったのは、
お母さんに宛てたものだった。
特に最初書かないと言ってた数人の男児は、
みんなお母さんに宛てていた。
一番ウケタのは、
一番書きたがらなかった2年生の男の子が
「絶対人に見せるなよ!」
と言って渡してくれたカードだった。
「ママへ だいすき」
これだけだったが、
何だかとても微笑ましかった。
やはり…
みんなお母さんが大好きななんだな。
みんな日頃から感謝してるんだな。
そんなみんなの気持ちを
垣間見ることが出来た1日でした。
お母さん、
反抗期が表れて来て
「全く、うちの子はどうしてこうなんでしょ⁉︎」
なんて気にしないで下さい。
みんなお母さんのこと、大好きだから、
みんなお母さんに感謝してますから…( ^ω^ )
最後に配ったチョコレートを
お母さんと一緒に分けて食べたかどうかは、
わかりませんが…笑
保前明美(ほうぜん・あけみ)
旭川出身。帯広市PTA連合会会長を2年、北海道PTA連合会副会長を1年務め、現在帯広市PTA連合会顧問、市学校支援アドバイザー。2016年度日本PTA全国協議会年次表彰個人の部で受賞。放課後居場所広場よんかけサポーターズクラブ代表兼コーディネーター、帯広第五中学校・緑丘小学校学校地域支援本部コーディネーターとして、学校と地域を結びつける役割をしている。社会人の長女を筆頭に1男2女の母。モットーは「和して同ぜず」。
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