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 重いつわりに、急な体重増加など、妊娠中は何かと体調変化に悩まされる。
「母親になる試練」と言えばそれまでだが、気を付けて生活しているのに臨月が近づくと「水を飲んだだけで体重が増えた」という声も聞かれる。
逆に“増加を必要以上に制限する派”もいて、専門家は警鐘を鳴らす。
「先輩ママ」たちは、どう乗り切ったのか?
 乳幼児のママたちが集まる「ぷれいおん・とかち」(帯広市西20南5、今村江穂理事長)を訪問し、
経験談や対策を聞いた。
(佐藤いづみ)
【2012年12月16日付十勝毎日新聞に掲載】
※文中の経歴や肩書きなどは掲載当時のものです。



 10カ月の女児の母Aさん(31)は身長が152センチ、出産で増えた体重は7・8キロ。母子手帳に明記されている体重増加の目安(痩せ型、普通の場合7~12キロ)の範囲内だ。体重管理は、吐きづわりが少し治まった5カ月くらいから気を付けて始めたという。
 実践したのは何でも小さく切って、よくかんで食べること。「少ない量でも満足感が得られ、食べる量が減った」と話す。

【写真説明】ママとわが子は生まれる前から一緒。家族、周囲を含めた配慮と気遣いが必要だ=写真と本文は関係ありません



1人目は20キロ増/次は意識し散歩

 一方、1歳9カ月女児と3カ月男児の母Bさん(24)は身長176センチで細めの体型だが、1人目の出産時には妊娠前より20キロ増えた。血圧など体調に問題はなかったが、特に臨月近く、2週間で4キロも増え、医者から「ちょっと気を付けて」と言われた。「2人目の時は少し意識。上の子と一緒に散歩するなど体を動かすようにして15キロ増だった」と説明する。

 医師から指導されていなくても、体重管理に気を付けたという声が目立った。

ヨーグルトに果物/オリゴ糖で満足感

 妊娠前より9キロ増だったというCさん(36)=1歳3カ月の子を持つ母=は、マクロビオティックの料理教室に通い、主食は玄米、野菜料理を意識して食べるようにした。「甘い物が食べたい時は、ヨーグルトにフルーツを入れ、砂糖ではなくオリゴ糖をかけ、満足感を得た」と話す。

 また、「大型店内で時間をかけ歩き続ける」「家事を一生懸命やる」など、普段の生活の中で意識的に体を動かす努力をしたという声も。

外出を心掛けて/ストレス解消も

 Dさん(39)=5歳と9カ月の女児の母=も、1人目は妊娠9カ月まで働き、2人目の時は、上の子の幼稚園行事や育児サークルなどに積極的に参加、外出するよう心掛けた。「家にいると食べ過ぎてしまうけど、外に出て忙しいと防げる。ストレス解消にもなる」と語る。体重増も7キロ程度だった。

 一方、4歳、3歳、2カ月の子を持つEさんはいずれの妊娠時もつわりが激しく、逆にどう栄養を取るかに悩んだ。サプリメントすら吐いてしまうほどだったが、多少体調がよい時、口にしたのが「青汁」と緑茶がけご飯だったという。

☆「つわり」はつらい!体験談まとめました

 妊婦を苦しめる「つわり」。帯広市内の子育てサークルでお母さん方に体験を聞いた。(伊藤亮太)

 ★「二日酔いが常に続いている感じ」「嗅覚が10倍になったような感じで、普段は気にならない匂いで気持ち悪くなった」
 ★「1人目の時は平気だったが、2人目の時は生ものが食べられず、サラダばかり食べていた。妊婦用のサプリメントで栄養を補っていた」
 ★「つわりが治まったとき、どんな食べ物でもおいしく感じる時期に(過度の体重増に)注意を」
 ★「夫の協力も重要。家事はもちろん、心のケアもしてもらいたい」
 ★「つわりで上の子をかまってあげられないとつらくなるが、その子が家事を手伝ってくれたときはうれしかった」
 ★「つわりが起きるのは赤ちゃんが元気な証拠。いつかは終わるので頑張ってほしい」

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