「~した方がイイ」の誤解
むかーし、仕事で先輩から
「これはやっておいた方がいい」と言われ、
言われたワタシは「やった方がいい」という言葉を
「やらないよりやる方がいい」
と解釈しました。
でも時間もないからやらずにいたら、
その先輩から
「やれって言ったよね」と言われました、
びっくり(*_*)
時は過ぎ、
今度はワタシが後輩に
「やるべき」って思っていることを伝えるとき、
でも柔らかく言いたくて、
「やった方がいいよ」って言って、
でもやっぱり後輩はやらなくて何だかモヤモヤ。
「やった方がいい」って言葉は
言う方と言われた方では別のとらえ方をします。
言う方→やるべき!って言いたいけど
丁寧にとか柔らかくしたい
言われた方→やらないよりはやった方がいいのね、
じゃあ時間があればね
息子に、
「今勉強しちゃった方がイイよ。」
って言ってもなかなか動きません(笑)
そう、
「やった方がいい」は
その事柄の重要性がわかっている人にとっては丁寧語、
分かっていない人にとっては選択肢を与えられただけ。
それに気づいてからは、
息子に対しては
「やった方がいい」って言葉を使うのをやめました。
やるべきことは
「やります。」って言いきった方がスッキリします。
「はい、〇〇は今から風呂に入ります。」
「ほれ、朝ご飯はちゃんと食べます。」
「入りなさい、食べなさい(命令文)」や
「入った方がいい、食べた方がいい」よりも
お互い心地いい気がします。
これには理由もありそうです。
元々日本語は英語など他の言語と違って
動作を表す述語は一番後ろにあります。
でも、
「した方がイイと思う。」なんてつけちゃったら、
大事な述語が埋もれちゃいますよね。
とかっていう
ちょっとマニアックな話はまた別の機会に(笑)
♪今日のお茶♪
緑茶
肌寒くてちょっと眠たい朝、
70~80℃で入れた緑茶をすすると
旨みと渋みで目が覚めます。
沸騰したてのお湯ではなく、
ちょっとぬるめがおいしさのポイント。
紅茶は沸騰したて、
コーヒーのドリップは90℃くらい、
玉露は50℃など言われてます。
温度を気を付けてみると、
今までの飲み物たちの味が全然違ってきます。
白石 友柄(しらいし・ともえ)
やりたいコトは全部ヤルが信条。 放課後の学習プログラムや小学校の英語活動のサポートなど幅広く子どもの学びを展開する、NPO教育支援協会北海道の専務理事。
その他、紅茶の「tea stylist」、サイエンスプログラムの「GEMSリーダー」、生粋の「board gamer」としても活動中。
プロフィールはこちら
NPO教育支援協会北海道のHPはこちら
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