赤ちゃんの寝かしつけ
とかち子育て応援ラボコラム #10
こんにちは!がんばるママの応援隊、ファミサポ提供会員のたかやです。
10回目のコラムとなりました。いつも読んでくださり、ありがとうございます。
ファミサポの預かりを利用するママから、家ではおしゃぶりがないと寝れません、おっぱいがないとダメです、とっても時間がかかります、そんなに長い時間寝ません、布団には置けません、どうしてたかやさんのところでは寝るんですか??とご質問いただくことがあります。私、子どもの寝かしつけが得意なんです。今日はそのおはなしをします。
まず、大前提として、お昼寝をたっぷりするためには生活リズムを整えることが重要です。毎日同じ時間に起きて、同じ時間に食事をし、同じ時間に眠ることが、子どもにとって心地よい生活を送ることにつながります。あともう一つ大事なことは、午前中に太陽の光を浴び、たっぷりと身体を動かして遊ぶことです。歩く前のお子様であれば、抱っこでの散歩でもかまいません。以前の記事を参考にしてみてください→★
たっぷり遊んだ子どもは、食欲が増し、お腹が満たされると自然と眠たくなります。
0歳児のお子様は夜中の授乳もあり、そうは言っても毎日同じリズムにはならないことが多いですので、お預かりの時に、何時ころに眠くなりそうか、ミルクのタイミング等はお母さんにお聞きします。その時に、先に散歩に行くか、先に午前寝をするかを決めるのですが、
ここで大事なのは、眠くなったサインを見逃さないこと。
大きなあくびをしていたり、頭をポリポリかいたり、ちょっと機嫌がわるくなってきたり、そのサインがタイミングです。
心地よい眠りに入るための癖は、十人十色です。マッチングの時にお聞きしますが、預かりでは人も環境も違うので、お母さんのやり方ではうまくいかないことも多々あります。
なので、私の経験上うまくいく方法をご紹介します♫
①抱っこして浅いスクワットをリズムよくする
②抱っこしたままバランスボールに座り、リズムよく優しくはねる
③兵児帯抱っこで背中トントンする
④おんぶして歩き回る
⑤歌絵本の音楽をかける
⑥背中をリズムよくトントンしてあげる
⑦寝る前に絵本を読むなど、これしたら寝るというパターンをつくる
⑧早く寝てくれないかなーという邪念は捨てる(笑)
⑨不安で泣いているお子様には、優しく、大丈夫だよーと声をかけて安心感を与える
⑩顔や頭をなでたり、顔をさわるわらべうたを歌ったりする
☆ポイントは、リズム感と適度にゆらしてあげること。トントンするときも、速い→ゆっくりにします。
寝付いてからおよそ30分毎に目が開いちゃったり、起きようとしたりする子もいますが、そういうときはすかさずトントンして再眠を促します。そうするとまた寝てくれます。
理想は午前30分〜1時間、午後2時間から3時間寝られたらいいですね。1歳を過ぎると、午前寝しなくても大丈夫になってくるので、そういう時は昼ご飯を早めに食べて、早めに寝られるようにしています。
また、抱っこで寝たけど布団に置けないという声もよく聞きます。
布団に置くためのポイントもご紹介します。
①ぐっすり眠っていることを確認。手を触って脱力していればOK
↓
②まずはしゃがむ。自分が静かに置けるような体勢を整える
↓
③子どものお尻から布団につける
↓
④抱っこしている腕はそのままにして、ゆっくり子どもの背中をつける
↓
⑤眠っていることを確認したら、ゆっくり腕を片手ずつ抜く。
これで成功率が確実に上がるはずです!!
私自身の子育てのときは、長女が寝付くのに時間のかかる子で、だいたいはおんぶをしていました。世にあふれる、この曲を流したら寝るとか、YouTubeの睡眠導入の動画とかも試しましたが、全然ダメでした…。そして、早く寝かしつけてドラマを見たいなんて日は、全く寝てくれませんでしたね。邪念はダメです(笑)
我が家に一番合っていたのは、親も一緒に寝ちゃう!です。
家事なんて後回しでもいいんです。それよりも子ども優先にして、お母さんもお昼寝しちゃいましょう。
夜はお父さんが寝かしつけしてくれるご家庭も多いですね。それが難しいなら、家事の方をやってもらいましょう。しんどいのはほんの数ヶ月です。次女が生まれた時は、赤ちゃん二人の寝かしつけが本当にしんどかった!それも、今ではいい思い出です^^
そんな娘たちも、預かりのお子様の寝かしつけにつきあっていたら、一緒に寝ちゃっていました(笑)今ではおやすみから5分で寝てしまいますが、当時は1時間かかっていたんですよ…。
たっぷり寝た子どもは、スッキリ起きるし、機嫌もいいですし、そのあとも楽しく遊べます。だから、お昼寝はとても大事。
あくまでもたかや流ですが、預かりではなくても、現役のママたちの参考になれば嬉しいです。
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髙谷 麻衣(たかや まい)
1983年生まれ。札幌出身。
7年間保育士として勤めた後、結婚出産を経て2014年に帯広市に転入。
帯広市ファミリーサポート事業の提供会員として、家庭で子育てするお母さんのサポーターとして活動中。
その他、小学校での読み聞かせボランティアや子育てママのミニバレーサークルを運営。小学生2人の娘の母。
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