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子どもの性格って、いつごろからはっきりしてくるんでしょう。

私に似ていて、可愛い!と思うこともあれば、
嫌だな、と思うこともあるでしょうし、
性格が違い過ぎて、もどかしいとか、
わからない、なんて思っちゃうこともありそうですね。

 諸説ありますし、日々研究がされているので、
一概には言えないのですが、人の性格は遺伝が3~4割、残りを環境が決める、という話を聞いたことがあります。
 
親が、子どもの性格を変えたい!といくら思っても、
人の性格を都合よくコントロールすることはできません。

活発で積極的な子供に、
「もっとおとなしくなって!」とか、
慎重派で恥ずかしがり屋の子どもに、
「もっとどんどん前に出て!」というのは、
なかなか難しい注文なのです(でも、言っちゃいますよね~)

性格はなかなか変えられない。(自分の性格も含め)
でも、考え方の癖は変えられます。

不思議に思ったことはありませんか?
人によって、同じ出来事も、受け取り方が違う。
同じようにショックな出来事があっても、
人によってはケロッとしているし、
また違う人はドーンと落ち込んでいる。

もちろん、落ち込むことがいけないことでは無いのですが、落ち込んでも立ち直れる考え方ができれば、
少し早く立ち直ることができますよね。

もし、子どもの考え方をよりポジティブなものに変えてあげたい・・と思ったら・・
やっぱり、まずは親自身が自分自身を肯定できる考え方を身につける。
そして、ありのままの子どもを受け入れ、認めていることを、子どもにわかるように表現することが大切だと思います。

考え方の癖を変える具体的なテクニックは、
いくつかあるのですが、ここでは簡単に出来る一つをご紹介しますね。

「〇〇がしたいけれど、△△だからできない」ということがあったら、順番を変えるだけ。
「△△が解決したら、〇〇が出来る」に変えて考えてみる。
例えば、
「家族でUSJに行きたいけれど、お金がなくて行けない」を
「お金を貯めれば、家族でUSJに行ける!」と考える。

同じことなんですよね。
でも、はじめのは「行けない」で終わってしまっているところを、
ふたつ目のは「こうすれば行ける」ので、USJ貯金を始めよう、と次に繋がる考え方が出来るんです。

まずは、自分の考え方の癖を「意識すること」から始めてみてくださいね

常丸 香織(つねまる・かおり)
旭川市出身。マイペースで自由人のB型。旭川で病棟看護師として勤務。夫の出身地である帯広市に転居、二人の子どもを出産後、市内訪問看護ステーションに勤務。信頼の置けるスタッフとの出会いを機に、子育てしながら働くことで発生する困難の解決を目指し、2008年に病児・病後児保育室ひなたぼっこを開設。
Growth合同会社代表社員。

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