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「デートしてください」と言うよりも「驚くほど旨いパスタの店があるのだけど、行かない?」

と言った方がデートに誘える確率が上がる。

「伝え方が9割」はコピーライターの佐々木圭一さんが書いた大ヒット作。
上記のようなデートのハウツーを教える本ではないのですが、読むと”なるほど”がいっぱい。

「ノー」を「イエス」に変えるための様々な手法も書かれております。例えば、「さわらないで」というより「さわると汚れますよ」というように、嫌なことを回避したい人間の本能を利用したり、「残業お願いできる?」というより「きみの企画書が刺さるんだよ。お願いできない?」というように認められたい欲をくすぐったりというもの。言い方や言葉は感性やセンスの問題ではなく「法則」でよくなることがわかりやすく書かれてます。

さて、ここからが本題。

みなさん、子どもに話をするときと夫婦で話すときと、どちらがより丁寧に伝えようと思って話されてますか?
私は家にいられることが極端に少ない人種(汗)。なので、できるだけ子どもの話を聞いてあげてこちらの話も理解してもらおうとしています。連想しやすい例を交えたり、しっかり受け止めてから話すことも心がけています。
しかし、妻との話になると「長い付き合いだしわかるはず」というように、自分の都合に相手を合わせてしまうこともしばしば。

お互い、伝えたいことや相手が言っていることへの理解は合致しているはずなのに、ちょっとした言葉遣いで大きく印象が変わってしまう、言うなれば恐ろしさ…

本を読んだ後の1週間ぐらいは実践できているのですが、その後は忘れて元どおり。んで、また本を掘り返して読んで・・・
自分の継続力の乏しさに落胆しつつも、まだ、思い出して考えるだけマシかと開き直り、今日も「伝える」という壁にぶち当たっております(涙)

みなさんはいかがですか・・・?


出展
「伝え方が9割」 佐々木圭一著 ダイヤモンド社
2013年2月28日第1刷発行

*注 最近問題になっている”ステマ”ではございませんので安心してお読みください(笑)

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