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☆「帯広葵学園」はとかち子育て応援ラボの活動を応援しています!☆
◇ ◇ ◇ ◇ ◇

学校法人帯広葵学園の幼稚園や保育園、教室などの職員の方々を紹介するリレーインタビューです。毎月1人が登場し、各園や施設の特徴や目指す保育の姿、それぞれの夢や目標などを語ってくれます。

今回は緑陽台保育園(音更)・佐藤愛里先生です。

※記事中の内容、名称、年齢等はすべて取材(掲載)当時のものです。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

Q.みんなで取り組んでいる「竹のぼり」について教えてください!

9月8日に行われる運動会の年長さんのメイン競技ですね。障害物競走があって、各クラスの年齢に合わせた競技が取り組まれていて、年長さんは竹のぼりをします。高さ4.5mくらいの竹に登り、鈴にタッチして降りてきます。葵学園の他の幼稚園でも年長さんはみんなが取り組んでいます。ねらいは、体力の向上と最後まであきらめず一生懸命行う事の大切さを学ぶことを目的としています。

竹のぼりはスランプというか、気持ちが折れてしまう時期が来るんです。登れていた子も登れない時期が来るんです。恐怖心ですね。私もやったことがありますが、上から見ると高く感じてとっても恐いんです。今はクラス28人の半分以上は登れますが、最初から登れる子は3~4人でした。ゴールデンウィーク明けから遊びの中で取り入れ、少しずつ力を付けてきた子ども達です。体力的にはみんなが竹を登れる力を持っていると思うんですが、後は気持ちですね。「上まで登ってやるぞ!」という気持ちに、「恐い」が勝ってしまうんですね。

竹のぼりを通じて子ども達の成長を感じます。昨日まで登れなかった子がある日突然登れるようになるんです。竹のぼりの前には必ずお部屋で声かけしてから行きます。「恐い気持ちは捨てよう」「絶対頑張れるよ」って。後は周りのお友だちの応援ですね。自分が待っている時間は「頑張れ!頑張れ!」と他のお友だちの応援を必死にするんです。その応援の声が大きくなると、登っている子もどんどんやる気が出てきて、登っていく姿がすごく感動します。運動会の狙いとしては集団の力を育てることもあります。竹を登るときは1人ですが、協力して助け合って、お友だちが登れたときは「わーっ!!」ってみんなで喜ぶんです。運動会はもうすぐ、ドキドキします。でも、登れない子もたぶんいると思うんですが、1人1人の目標があるので、全力で頑張ればいいと思っています。

Q.さくらんぼ組はどんな子どもたちですか。

元気です。すごく元気です(笑)。 私は持ち上がりで、この子たちが1歳の時に1度担任をもって、年少の3歳児クラスの時は2クラスに分かれたうちの1クラスを持って、年中で再び合体した「めろん組」も持ち、もうずっとですね(笑)。ずっとほぼ毎日見ているから、「気づいたらこんなに大きくなって」というような日々を送っています。めろん組になってからお友だちの数も増え、にぎやかさが増しましたね。



成長を感じるのは行事の時ですね。運動会や発表会、入園式、卒園式とか。この子たちは本番にすごく強い子たちで、普段はふざけたり、おちゃらけたり、すごく楽しんで「わー」って騒いでいるんですが、本番には本当に強くて、「なかなかやるな!」みたいな(笑)。私は本番まで心配して「大丈夫かな?」って思うんですけど、ちゃんとできるんですよね。そこは感心します。みんなで力を合わせてお遊戯とか劇とかに取り組むときもしっかりやります。そして、すごく楽しそうにやってくれるんですよ。私も、楽しむときは楽しむ真剣なときは真剣にと日ごろから指導しています。



Q.子どもたちと接するときに大事にしていることは何ですか。

 私自身も楽しく取り組みたいですし、私が楽しくないと子ども達も楽しめない。子どもは繊細な部分があって、大人の表情とかをすぐに汲み取る力が強いんです。メリハリを付けて、笑うときはたくさん笑って、指導するときは真剣な表情で。表情を大事にしていますね。

Q.佐藤先生のことを教えてください。

 出身は帯広です。帯広大谷短期大学で保育士の資格を取り、緑陽台保育園で働いて9年目です。最初に保育士を志したのは、自分が幼稚園の時に担任の先生がピアノを弾いている姿を見て「なりたいな」と思って、そこからずっと保育園の先生を目指していました。お母さんに「習いたい」と言って幼稚園の時にピアノを習いました。先生は優しかったんです。ピアノがすごく上手なイメージです。

 実際に先生になってみると大変なところも勿論たくさんあります。大学で勉強したことと違う、働いてみないと分からないこともたくさんあります。最初はいっぱいいっぱいだったんですが、今もまだ悩むときはありますね。自分のやり方に「これ合ってるのかな?」とか思います。

 趣味は冬にスノーボードに行きます。アウトドアが好きで、キャンプとかは大好きですね。夏休み明けには子ども達が「どこ行って来たの?」って聞いてきて、「キャンプ行って来たよ」「どこいったの」「お肉美味しいよね」とか盛り上がりましたよ(笑)



Q.保育園の先生の仕事の面白さは。これからの目標は

 笑顔でいられますね。楽しいからですね。目標は、もっともっと、今よりもっと、子ども達を楽しませる引き出しがほしいです。歌でも、手遊びも、何でもです。絵本の読み聞かせとか体を動かすリズムとか保育で取り組むことの研修や講習があるんですが、そういうのを見ると、「このときはこうした方がいいんだ」と勉強になることがいっぱいあります。そこをもっと知っていけたらいいなと思います。

Q.さくらんぼ組の卒園まで7カ月。子どもたちとどんな時間を過ごしたいですか。

卒園式は絶対泣きますね。大号泣です。子ども達は私が去年から担任で同じだから、安心感はあると思うんです。ただ小学校ではばらばらの学校に行くので、小学校に上がったときに困らないように、他のお友だちと仲良く遊べて、自立の力をもっと身につけられるように保育していかなければいけないと思っています。あとは仲間の大切さを教えたいですね。


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スポット名 緑陽台認定こども園[WEBサイト]
住所 〒080-0315[音更町]
河東郡音更町緑陽台仲区35番地9
電話番号 0155-31-5815
FAX番号 0155-66-6360
営業時間
定休日
駐車場 駐車場あり
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