【PR☆帯広葵学園☆】職員リレーインタビュー~帯広の森幼稚園(帯広)・阿部真由子先生
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学校法人帯広葵学園の幼稚園や保育園、教室などの職員の方々を紹介するリレーインタビューです。毎月1人が登場し、各園や施設の特徴や目指す保育の姿、それぞれの夢や目標などを語ってくれます。
今回は幼稚園型認定こども園「帯広の森幼稚園」(帯広)の阿部真由子先生です。
※記事中の内容、名称、年齢等はすべて取材(掲載)当時のものです。
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Q.帯広の森幼稚園はどんな幼稚園ですか。
文字通りに森に囲まれている自然豊かな環境の中にある幼稚園です。夏は水遊び、冬は毎日のようにお外で雪遊びをしています。年中・年長は体育指導の一環でクロスカントリースキーもやっています。
グラウンドにコースを作っていただいて、子ども達も楽しみにしています。リスが遊びに来てくれたり、動物の足跡を見てみたり、自然をすごく大事にしている幼稚園です。
Q.どんな保育を目指していますか。
集団としての子ども達の関わりを大事にしています。私のクラスも今、年中児で32名いますが、たくさんお友だちがいるからこそ刺激し合ったり、仲良くなれたり、クラスの中の役割分担があったりします。そういった中で一つ一つの個性を大切にしたいと思って、毎日頑張っていますが、まだまだ勉強中です。
小さい集団で仲良く遊びこむのも大事ですし、大きな集団の中、いろいろな関わりの中で遊ぶのも大事です。帯広の森幼稚園は集団として1つのものにまとまっていく力を考えてやっていると思います。
Q.お母さんたちにはどんなところが人気ですか。
保護者の方にお聞きしたアンケートで多いのは、やはり豊かな自然と完全給食ですね。明るくのびのびとした幼稚園だとおっしゃっていただくことが多いです。
完全給食は人気ですし、本当に美味しいんです。給食は色んな所につながっていきます。幼稚園の畑では色々な野菜を栽培・収穫しています。年長は春から畑でポップコーンを植えてパーティーをします。みんなで種を植えたジャガイモを秋に収穫して、それでこの給食ができたよー、みんなで頑張って採ったやつだよねって言って食べます。
何年か前にはゴーヤを作ったのですが、ゴーヤって苦いけど自分たちで作ったものだからって頑張って食べました。「育てて、目で見て、食べて、感じて」は、帯広の森幼稚園ならではのことだなと思います。
Q.先生は園のどんなところが好きですか。
私は帯広の森に来て、4月で9年目になります。やはり来てくださるお子さんたちが、みんなのびのび元気なところですね。
中には行きたくないなあという時もあるみたいですけど、そこも乗り越えてお母さんたちが来させてくれて、「楽しみがあるから行きたいんだ」というパワーと元気の良さがあります。帯広の森幼稚園はゲラゲラ笑って、走って、時々怒られて、本当に子どもらしい子ども達が集まってくれています。
Q.先生が幼稚園の仕事を志したきっかけは何ですか。
うちは幼稚園家系で、父、母をはじめ、祖父、祖母、叔父もなんです。なので、音大に行って声楽家になりたいなという時期もありました。声楽をやっていて、帯広市民オペラの会で活動してきました。ずっとどっちかなと迷って、迷って、音楽に力を入れている短大も選びました。でも、声楽のクラシックも大好きですけど、童謡なども好きなので、子ども達と童謡を歌って楽しむのもいいかなと思いました。
この仕事は初めは大変だな、つらいなとか、自分に対するプレッシャーをすごく感じていました。この仕事を始めたばかりの頃は、保護者の方々に対して、自分が先生やっていていいのかなとかすごく思いましたし、苦しかったし、迷いましたけど、結局、主役は私でなく子ども達だからと思いました。子ども達のそばにいようと。私が先生をやっていられるのは、子ども達とお母さん達のおかげですなんです。子ども達から学ぶことの方が多いのかなと思います。
帯広の森幼稚園は元気な子ども達と一緒に、私も乗っていける環境が好きですね。子ども達からは「先生、大人だったの?」って聞かれます。「なんのお仕事してるの?」って。一緒に遊んでいるガキ大将、ジャイアンくらいに思われてるのかもしれませんね。
Q.幼稚園の仕事の魅力はどんなところですか。
びっくりするくらいありすぎて、私はこの仕事でなければやっていけないなと思っています。子ども達って、一つ一つの行事を通して成長し、大きくなっていくんですよ。年少さんは初めての参観を乗り越えて少し気持ちが大きくなって、できなかったおしっこもみんなと一緒にできるようになったりとか。運動会をみんなの力で頑張って、お友だち同士でほめることができるようになったりとか。夏休み1ヶ月の前と後の姿がまったく違ったりとか。日々動いている、子ども達の魅力、表情はやめられないですね。
Q.先生のクラスの色はどんな色ですか。
周りの方々、先輩方には元気だねと言われますね。元気だし、明るいし、心が強いと。子ども達のメンタルが強くなるのかな。小さいことを気にしていてもどうしようもない。今からそういうことを教えてあげないと、世の中を生き抜いていけないじゃないですか。日々の小さいことですが、例えば、3、4歳はお友だちがぶつかったりしても、状況理解ができないから、叩かれたってなるんですよ。そういうときは、「違うでしょ」て。「こんなに混んでいる所なんだからぶつかっただけだと思うよ、許してあげようね」って伝えます。
小さいことは気にしない。「大丈夫よ」「先生が助けてあげるから」って言うようにしています。お母さんも、子どもも、私もみんな、「大丈夫」って言ってもらいたいですよね。
ご父兄の方には「肝っ玉母ちゃん」って言われます。母ちゃんじゃなくて、ホントは先生なんですけど…。「お母さんと一緒」みたいだねとも言われます。歌を子ども達と歌ったり、運動会で親子遊戯の司会をやったりして、「先生良かったよ」って声をかけてくれたりすると、音楽やっていて良かったなと思いますね。
Q.最近、保護者の方が悩んでいたり、考えたりしていることで気づくことはありますか。
隣の芝生は青く見えるといいますが、自分の子と周りのお友だちを比べてしまうことが結構多いのかなとすごく思います。たぶん皆さんそうですよね。私も仕事をしていて色々なことが気になるので、それは仕方ないことですけど、子ども達は個性を大事にしてあげたいと思っています。
例えば、「うちの子は名前が書けないんだけど大丈夫かな」とか、「お友だちとのトラブルが心配なのよね」とか。でも「今はできなくてもいいじゃない、そのうち大人になればできるようになるんだよ」っていつも伝えるんです。1人の人間を育て上げるのって大変なことで、みんな自信がないんですよね。私も「これでいいのかな」「私の考え方でいいのかな」というのは常にあります。だから私も頑張ってみるから、お母さんも頑張ってみよう。1人の人間なので、「みんな悩むんだから一緒に悩もうよ」というのが一番いいのかなって、最近はちょっと思うようになりました。悩まない日なんてないですし、「この日は完璧」なんて日は1日もないです。でも反省って大事ですよね。
Q.これからの目標を聞かせてください。
色んなお子さんがいます。お母さん方も今はインターネットに情報がたくさんあって不安になります。そういうところに寄り添っていけるような人になりたいですね。音楽療法にも興味があります。私だからできることがあるだろうけれど、まだまだ見つけられていないので、今は子ども達1人、お母さん方に寄り添っていけるような幼稚園教諭になれたらいいなと思っています。
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帯広の森幼稚園のホームページはこちら⇒http://www.obihiroaoi.ed.jp/obihironomori/index.html
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45goodスポット名 | 帯広の森幼稚園[WEBサイト] |
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住所 | 〒080-0856[帯広市] 北海道帯広市南町南8線46-9 |
電話番号 | 0155-48-8528 |
FAX番号 | 0155-48-5051 |
営業時間 | |
定休日 | |
駐車場 | 駐車場あり |
NOTE |
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