【PR☆帯広葵学園☆】職員リレーインタビュー~012青い鳥保育園(帯広)星摩衣香先生
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学校法人帯広葵学園の幼稚園や保育園、教室などの職員の方々を紹介するリレーインタビューです。毎月1人が登場し、各園や施設の特徴や目指す保育の姿、それぞれの夢や目標などを語ってくれます。
今回は012青い鳥保育園の星摩衣香(ほし・まいか)先生です。
※記事中の内容、名称、年齢等はすべて取材(掲載)当時のものです。
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Q.012青い鳥保育園はどんな保育園ですか?
0歳、1歳、2歳児のお子さんを少人数でお預かりする小規模事業所です。とても小さな保育園ですが、自然環境にも恵まれていて、近く公園もあり、坂の上には森の交流館・十勝もあります。坂を上って交流館までお散歩にも行きます。私が担当している0歳児の子も歩いて行くんですよ。毎日歩いて元気に過ごしています。
保育園で大切にしていることは、“よく食べ” “よく眠り” “よく笑う”子になってもらうように日々保育をしています。保育方針は、子ども1人ひとりの気持ちにより添って、丁寧に保育をすること。その日の出来事を保護者の方に丁寧に伝え、一緒に成長を喜び合うことです。今はまだ小さいですが、ゆくゆくは自分のことは自分でしたいという気持ちを育てられるような保育を心がけています。
Q.担当のクラスではどんな保育をしていますか?
私のクラスは0歳児1人なんですが、入園してきた4月は、1歳児クラスに3月生まれの子がいたので、2人交えて3人で過ごしていました。11月から2人は1歳児のクラスに移り、その後は子と一対一で毎日過ごしています。今の季節だとソリ滑りをしたり、今年は雪が少ないので、近所をグルグルとお散歩に行ったりしています。2人で手をつないで親子みたいです(笑)。けっこうゆったりと毎日を楽しく過ごせています。給食もゆっくり食べて、ぐっすり眠れるとてもいい環境で過ごしていますね。
夕方は合同保育で歌と踊りをしています。歌は毎月変わります。毎日夕方歌って、踊って、そこから遊びに入っていきます。年間行事は、保護者参加の行事が少なく、親子遠足と3月のお別れ会のみです。まだ小さいのでお母さんが来てしまうと…というところもあり、運動会や季節行事は子ども達と保育士だけで行っています。ただ、七夕祭りだけは近くの小学校の子ども達が何人かボランティアで来てくれるんです。縁日をしたり、ゲームをしたり、園児達もいつもと違う雰囲気で楽しんでいます。
ひな祭りではお茶の先生が来て、実際に抹茶を点てくれて、子ども達も正座をしてお茶を飲んで和菓子をいただくんです。2歳児になるとちゃんと正座もできるんですよ。お茶も最初は「にが~い」と言って飲まなかったんですが、やはりその時の雰囲気なのか、頑張って飲んでくれます。この年齢で経験できることではないので保護者の方も驚かれます。
今日は節分の歌と踊りの練習をしました。鬼の踊りは、最初音楽がかかっただけで「こわ~い」という子もいたんですが、慣れたら踊るようになりました。踊りと歌はうちの保育園の子はみんな上手なんですよ。
保育園で野菜を育てていて、昨年はジャガイモを10月に収穫しました。すごい獲れて、200個も獲れたんです。豊作でした。2歳児さんのクッキングでカレーとシチューに使い、皆で美味しく食べました。2歳児さんは包丁を持ってジャガイモ、にんじん、タマネギを切りました。クッキングは何回かやります。やはり大きい保育園ではできないことが、小規模という環境だからできているかなと思います。保護者の方も「いつもできない経験をさせていただいて喜んでいます」とお話ししてくれるので、私たちもできることに感謝しています。子ども達にはいい経験になっているのではと思っています。
小さい子でもできることって多いんです。クラスの子も1歳半なんですが、「ごみポイしてきて」と言うと、ゴミ箱が分かっていて、ちゃんと捨ててくれますし、絵本を見ていて「お遊戯場に行くから絵本を片付けてきて」と言ったらちゃんと片付けてくれます。お片付けがとても上手なんです。
Q.先生のことを教えてください。
生まれは帯広でずっと帯広で育ち、帯広大谷短期大学で保育士の資格を取って、院内保育園で3年働いて、012青い鳥保育園に来て4年目になります。
保育士を目指したのは、私には12歳離れた姉がいて、私が9歳の時に甥っ子が生まれたんです。とにかく可愛くて、お世話がしたくて、抱っこしたくてしょうがなかったんです。常に近くにいたい感じで、お手伝いをしていくうちに、「あ、子供が好きなんだ」と気づいて、そこからずっと「保育園の先生になりたい」と言っていて、その意思がずっと変わりませんでした。
保育士になって、大変なことも、悩むこともたくさんありますが、子ども達が遊んでいる姿を見たり、笑顔を見たり、「せんせい!!」って言って“ぎゅー”ってしてくれたりすると、「保育士になって良かったな」って思います。子どもが笑ったら必然的にこちらも笑顔になるので、子どもってすごいなあと思います。子どもの笑顔が一番ですね。一番好きなものかもしれないです。
Q.保育で大切にしていることは?
私は子どもが好きなので、たくさんスキンシップを取って、たくさん遊ぶこと、そしてやっぱり子どもが毎日笑顔で過ごせるように関わっていきたいと思っています。0~2歳児でも自分でできることがたくさんあるので、その力を引き出せるように、見守るところは見守って、援助するところは援助する、メリハリを大切に自分の中で取り組んでいます。
保護者の方にも、その日にあったことをひと言でもいいので、「今日こんなことあったんですよ」って何か一つ伝えたいと思って、毎日お話をするように心がけています。お母さんとも、こちらが笑顔で積極的に話しかけることで、信頼関係が築けたらいいなと思っています。信頼関係の中で、お母さんの悩みや大変なこと、気持ちにより添えていけたら、少しは安心してもらえるのかなと思います。そこは大切にしているところです。
Q.先生の仕事の魅力は?
子どもの命を預かる責任のある仕事ですし、保護者とのやりとりや事務仕事など、やることはたくさんあって、子どもと遊ぶだけではないんです。自分の中で「大変だなぁ」と思うこともありますし、悩むこともありますが、子ども達と過ごしている時に「せんせいー」って来てくれたり、「こんなことあったんだよー」って報告してくれたり、子どもの頑張っている姿を見たりすると、悩みとか疲れとかも「子ども達のためだったら」と吹っ飛んだりします。
保護者の方から「先生が担任で良かったです」って言われたときは、本当に「保育士やって良かった」とやりがいを感じる瞬間です。そういう言葉をもらえるだけで、大変なことも全然大変じゃなったかのような、魔法の言葉だなって思っています。
あと、0~2歳って一番可愛い時期だと思うんです。初めて歩いたとか、初めてしゃべったとか、“初めて”がいっぱいある場面を一番近くで見られていることは本当に幸せだな、とても幸せな仕事なんだなと思います。そこが仕事の魅力かなと思っています。
Q.趣味や好きなことは何ですか?
体を動かすことが大好きで、小学校4年生から22歳までジャズダンスを習っていました。一緒にバレーボールも始めて、今はミニバレーを週3回やっています。いろいろなサークルにお邪魔させていただいて、汗を流しています。あとは外遊び、アウトドアも好きで、去年は3回くらい海に行って楽しんだので、今年はキャンプにも挑戦してみたいと思っています。
Q.これからの抱負や将来の夢を教えてください。
まだまだ未熟で「もっとこうすれば良かったな」「こういう風に声を掛ければ良かった」と思うことがあり反省の毎日です。もっと子どもの目線に立って、一人一人の気持ちに寄り添ってあげられるように、子ども達を見守りながら、遊びながら日々勉強しているところです。
園長先生がすごくあそびの引き出しが多く、その中に童歌(わらべうた)の引き出しがあって、すぐに「これやろう」と、サッと出るんです。園長先生がたくさん遊びを知っているので、たくさん学びたいなと思っていますし、他の先生の良いところもいっぱいあるので、見て学んでいきたいですし、それを自分の力に変えていけるようにと思っています。
子ども達には、保育園では自由に自分の感情や気持ちを表現してもらいたいと思っています。心を開いて、安心して自分を出してほしいです。自分の気持ちを表現することはとても大切なことなので、そのためにも私も気持ちにゆとりを持ちながら、感性豊かな保育を目指して行けたらいいなと思っています。難しいことだとは思うんですが、少しずつそれが実現していけたらいいなと思って日々保育を頑張っています。
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14goodスポット名 | 012青い鳥保育園[WEBサイト] |
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住所 | 〒080-2470[帯広市] 帯広市西20条南5丁目7-16 |
電話番号 | 0155ー41-5415 |
FAX番号 | 0155ー66-4015 |
営業時間 | |
定休日 | |
駐車場 | 駐車場あり |
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