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 小学生対象の教室「放課後イングリッシュ」「放課後おもしろサイエンス」などを開催するNPO教育支援協会北海道(帯広、榎本尚世代表理事)で、活動を支える地域のサポーターの輪が広がっている。2月には「生や命」と「小学校の準備」をテーマに、初めてサポーターが自ら企画した親子講座2本が開催される。
【2019年1月17日付十勝毎日新聞に掲載】


【写真説明】親子講座を企画した(前列左から)多門さんと坪井さん。(後列左から)榎本代表と白石専務

 協会では放課後の子どもたちの学びの場として、英語や科学などの「地域子ども教室」を展開。活動に賛同する地域住民がサポーターとして、教室の講師の他、イベント運営などに関わっている。管内では現在、約40人が活動している。

 サポーター企画として初開催されるのは、2月11日の「放課後キッズ特別講座『いのちのお話』」と、同17日の「親子でワクワク!小学校・新春・準備講座」の2本。共に多彩なキャリアを持つ女性サポーター2人が企画・立案した。

 「いのちのお話」は、助産師(保健師、看護師)で、「放課後イングリッシュ」講師として活動する坪井真美さん(帯広)が企画した。東京や帯広の病院で勤務した他、JICA(国際協力機構)の青年海外協力隊員としてアフリカでも活動し、500人以上の出産を介助した経験から、「親の生を伝えよう」をテーマに命の重さについて語る。

 坪井さんは「助産師当時から命の授業や性教育をやりたいと思っていた。命が生まれる神秘から、発展していじめや不登校、自らを傷つける問題もある。子どもたちに響いて何かを感じてもらえれば」と話す。

 「小学校・新春・準備講座」は、放課後イングリッシュ参加児童の保護者で、自らも指導者研修を受けている多門理恵さん(帯広)が企画した。多門さんも青年海外協力隊員として中米で音楽を教えた他、外務省勤務など国際経験が豊富で、母親としては昨年まで住んでいた名寄市で子育てサークルを主宰していた。

 講座では子どもは工作と英語体験、大人は榎本代表や白石友柄専務理事が話題提供者となって「小学校英語・見えない学力」をテーマに座談会を行う予定で、多門さんは「小1の息子がいるのでこれから1年になる方にお話もできる。母親代表として、(榎本代表ら)2人から話を引き出せたら」と話している。

 サポーターの自主的な取り組みに、榎本代表は「子どもたちの学びを応援する地域の人が自らイベントを企画したりするのは、私たちの市民活動のあるべき姿。いろいろな人が関わって活動が広がるのはうれしく思う」と歓迎している。
(小林祐己)

  ◆

 「放課後キッズ特別講座『いのちのお話』」は2月11日午前10時から正午まで、音更町内のひびき野会館で開催。対象は小学4年以上の親子で先着10組。参加料は1組500円。

 「親子でワクワク!小学校・新春・準備講座」は同17日午前10時から同11時半まで、同会館で開催。対象は小学1~3年の親子で先着10組。参加料は1組800円。

 問い合わせ、申し込みは同協会(0155・33・3033、メールinfo@kyoikushien-h.com)へ。

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