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 帯広市出身の我孫子(あびこ)知里さん(31)=千葉県在住=は、0歳から小学生までを預かるベビーシッターとして関東全域へ足を運んでいる。新型コロナウイルスの影響で、共働き世帯の働き方や日常は激変。学校や保育園の休校で預け先がなくなった家庭からの依頼も急増した。「十勝ではあまりなじみがないが、短時間でも自分の時間が欲しいという親の切実な思いに応えたい。将来は十勝に戻り仕事ができたら」と話している。
【2021年3月30日付十勝毎日新聞「東京圏NOW」に掲載】


【写真説明】ご飯を食べ終わった後に食器を重ねる子どもに驚き、褒める我孫子さん(左)。依頼主の要望に合わせ、工夫して子どもを預かっている

 我孫子さんは帯広大空小、帯広大空中、帯広緑陽高を卒業し、看護師の道へ進んだ。帯広市内の病院で看護師として働いた後、幕別で病後児保育室の看護師として勤務した。ある母親の「発達障害と診断された子どもが、病院の受診時に歩き回り困っている」という悩みを耳にし、ベビーシッターなら力になれるのではと考え、自らの進路に選んだ。

/休校、休園で依頼増/

 2019年から千葉県内のレジャー施設で契約社員として働きながら、同年にベビーシッターの業務を開始。新型コロナの影響で我孫子さんの勤務先が休業し、現在はベビーシッターに専念している。預かるのは特に目が離せない1、2歳の乳幼児が中心で、利用者とのマッチングを行う家事代行サービスの「きっずらいん」や「たすけあいサポート」経由で依頼が入る。

 昨年4月の緊急事態宣言で保育園や幼稚園、学校が休園休校となり、預け先を失った家庭からの依頼が殺到した。利用者からは感染を避けるため、「移動は交通機関を避けて」といった要望も増えた。我孫子さんは現地に到着した際に着替えたり、1日1件の預かりに限るなど感染予防に努めてきた。

 新型コロナ拡大前は、公園で子どもの遊び相手をしてほしいという要望やショッピングセンターでの買い物の付き添い、きょうだいの学校行事中の見守りなどを引き受けていた。

 ディズニー施設に滞在する家族からは、父母の食事や外出中にホテルの部屋で託児してほしいという依頼も多かったが、新型コロナの影響で激減。感染者が減少した夏以降は外出自粛の反動か、問い合わせは戻るように。それでも年末には、感染者数の増加を心配し直前のキャンセルもあり、新型コロナの影響は今も続いている。

 社会情勢の変化に合わせ、依頼主の要望はさまざまで、個別に工夫できるのはベビーシッターならでは。「人見知りしがちな子と少しずつ距離が縮まり、『また来てね』と言われることがとてもうれしい」と我孫子さん。一緒に遊べるように折り紙やシールを持参したり、食事の進まない子どもに様子を見てアドバイスしたりするなど、看護師や保育園での業務経験も生かし活動している。

 新型コロナ拡大により、子どもだけでなく育児する父母の日常も激変し、短時間の預かりでも「(在宅勤務で)仕事に集中できました」といった声もやりがいになっている。

/将来は十勝で/

 当面は関東での仕事を続けるが、将来は十勝に戻り子育て世代の親子のサポートをしたいと考えている。我孫子さんは「初めは小さな子どもと離れるのに抵抗がある人も『自分の時間が取れて本当に預けて良かった。安心して預けられました』と言われることも多くある。周りの人と助け合いながら育児ができる環境をつくれたら」と話している。

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