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はじめまして!
12月からこのコラムを担当させていただく首藤ひろえです。
 
私は、「話の聞き方」や「自己承認」を起点にしたコミュニケーションスキルをお伝えする講師や、経営者やリーダーの方へのコーチングのお仕事をしています。

こうしたコミュニケーションのスキルは、実は子育てにもとても役立つものです。
ですので、
最近は、子育て中のお母さん・お父さんに役立つ親子コミュニケーションのことも、
よくお話しさせていただいています。
 
このコラムでも、
日々の親子コミュニケーションをテーマに、
親も子どももイキイキ・楽しく過ごせる考え方をご紹介していきたいと思います。

最初のテーマは「子どもの話を聞くコツ」です。

子育てのお悩みで多いものの一つに
「子どもが何を考えているのかわからない!」
というものがあります。
お子さんの年齢にかかわらず、よくお聞きします。
 
まず、お母さん・お父さんに意識していただきたいのは
「子どもと自分はもともと別人格なので、親子だからといって完璧に全てを理解することはできない」
という前提でコミュニケーションをとる、
ということです。

特に、子どもが小さいうちは、
子どもと自分とを一体のように感じてしまうことも多いものですよね。
すると、
子どもの問題と自分の問題をごっちゃにしてしまって、
感情的になり、子どもにイライラや怒りをぶつけてしまう、
ということが起きやすくなります。

そうならないために、3つのことを意識してみましょう。

 1.自分の心を整える
 2.子どもの「言葉」を真に受けすぎない
 3.言葉だけでなく「音」を聞く

どれも「え?」と思うものばかりかもしれません。

今回は、1つ目の「自分の心を整える」について。

毎日、本当に忙しくて、時間に追われているお母さんが多いですよね。
私もその一人です。
でも、自分の心が忙しさで振り回されて、
いっぱいいっぱいになってしまっていては、
たとえ言葉の通じやすい大人同士であっても、
話を聞くのが難しくなってしまいます。

ましてや、
まだ言葉が十分発達していない年齢の子どもの話を聞くのには、さらに根気が必要!

ですから、ちょっとの時間でも、
自分の好きなことをする時間をとりましょう。
好きなものを食べたり、
趣味に没頭したり、
気の合うお友達とおしゃべりをしたり・・・
何でもいいので、気持ちを常に安定した状態にしておくことを心がけたいですね。

私たちは、
つい、相手の話をうまく聞けないとき、
それを相手のせいにしてしまいがちです。

子どもの話の場合は
「まだ小さいから会話は難しい」
と思ったり、反抗期になれば
「親と話さないのは仕方がない」と言ってみたり・・・。

でも、実は、
子どもがきちんと話してくれないのは、
聞く側の親のほうに原因があることがほとんどです。
自分の「聞く姿勢」をつくること。
それは、テクニックを身につけるのではなく、
子どものどんな話も受け止められる、
安定した心の状態をつくること、
と言い換えることもできると思います。

まずは、ここから始めてみませんか?

首藤ひろえ
 オフィスひびき代表。自己承認度を高める「ネイチャー理論」と
深く心を聴く「聴心力」で、どんな人でも自分らしく幸せな生き方
に導くコーチングを実践。夫と息子の3人家族。広尾町在住。

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