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 コロナウイルスの影響で学校が休校になり、
家で過ごす生活が余儀なくされていますね。
むやみに外出することもできずに、
暇を持て余しているご家庭も
多いのではないでしょうか?

さて、
こんな時だからこそ
できることを考えてはいかがでしょうか?

例えば調理。
簡単に作る子ができる
帯広のソウルフードの豚丼ですが、
市販のタレを使用すれば調理は単純です。

作業工程が少ないということは、
調理のほとんどをお手伝いでできる
ということなんですよね。
1つのメニューの大半を手伝えば、
自分が作ったと胸を張ることができる。
これが大切だと思います。
作業と言っても切るだけ、
あえて作業を増やしたとして、
豚肉にフォークであけ、
柔らかくする作業くらい。

これをカレーにしたとしたら
ジャガイモの皮を剝いた、
人参の皮を剝いた。
これでは達成感はないですよね。
だからと言って
すべてを手伝ってもらうほどの余裕はない。
だからこそ
簡単なメニューにした方が
お互いのためになるのだと思います。

次にお掃除。
ここも達成感が目に見える方がいいと思います。
テーブル拭きは、衛生的には重要ですが、
作業をしている子どもにしてみると、
綺麗になっている実感がわかない。
で、あれば目に見えてわかる
食器洗いや掃除機などの方が
達成感があるのかもしれませんね。

そうやってお手伝いが楽しくなってくることで、
段々と目に見えた達成感がなくても
すすんでお手伝いをするようになると思います。

はじめは、ゴールが目に見えるお手伝い。
それから徐々に広げていく。
この順番だと
お手伝いが好きになるかもしれませんね。

小川 洋輝(おがわ・ひろき)
青鳥舎せいちょうしゃ(幕別町)代表。1985年幕別町生まれ。知的障がい者支援施設、知的障がい児・発達障がい児の通所施設での勤務を経て、2015年青鳥舎を設立。「戦力としての障がい者雇用を当たり前にする」をメインテーマに、障がい者雇用のコンサルテーションや福祉事業所の設立コンサルテーションを中心に活動中。市内で放課後支援施設「ことのは」を運営。趣味は読書。ジャンルは絵本からビジネス書までと幅広く、年間に100冊以上は読んでいる。


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