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 日々子育てに追われる中で、かわいいわが子の寝顔に癒やされていると、普段は気にも留めなかった変化に気付くことがある。生まれたときはきれいだったはずの丸形頭がなぜ? 特に向き癖が原因による頭の変形は、少しでも改善してあげたい。「あおま助産院」(帯広市西19南4)を営み、2人の女児を育てる助産師の土井阿希子さん(44)から自身の経験を交えて、原因と対策について聞いた。(小寺泰介)
【2016年3月20日付十勝毎日新聞に掲載】
※文中の年齢、肩書き等は掲載当時のものです。


土井さん「無理せず自然に向かせて」

 新生児の頭のてっぺん辺りには「大泉門」と呼ぶ軟らかい部分がある。頭蓋骨の発達が十分でないためにできている隙間で、2歳すぎまでには完全に閉じてなくなる。新生児の頭は軟らかい上に首も据わっていないので、あおむけは不安定になってしまう。どちらか一方を向いて寝ていると、少しいびつな形になってしまうことも考えられる。
【写真説明】「気付いたときからケアしてあげて」と呼び掛ける助産師の土井さん

 軽度であれば、脳の重量が増えるに伴って頭蓋骨も広がり、ほとんど分からなくなる。約7年間の病院勤務を経験した土井さんは「医学的に特に心配ないはず」と指摘。それでも親は心配なものなので、生まれたときから、できるだけ意識してケアするよう来院するママにアドバイスしているという。

 向き癖の原因では、「おなかにいるときからの顔の位置や体勢、ママの添い寝の向きなどが挙げられる」と説明。新生児は胃の形が真っすぐで吐き戻しの危険性があり、あおむけに寝かせる場合、授乳クッションの腰部分に子どもを挟み「上体を起こして寝かせてあげると吐き戻すことは少なくなる」とする。

 バスタオルなどを丸めて土手をつくり、背中を支えて左右の向きを変えながら、横を向かせることも効果的だ。

 添い寝が向き癖につながらないよう「授乳時間ごとに、床に当たる頭の向きを変えると偏りがなくなる」ともアドバイス。太陽の光や音が出るオモチャなど、興味を引くものを向いてほしい方向に動かせば、無理せず自然に頭の位置も変えられる。

 土井さんは「1カ月健診までの間にコロコロ動かすことで向き癖が付かなくなり、一定部分に圧力が掛かるリスクが少なくなる。1カ月を超えていても、気付いたときからやってみて」と呼び掛けている。



/ドーナツ形まくらで予防 素材、デザインも各種 西松屋音更店/

 向き癖を少なくし、予防にもなると言われているのがドーナツ形まくら。ベビー用品店の売り場には、さまざまな商品が並んでいる。西松屋音更店(仲野俊亮店長)で取り扱うグッズを紹介してもらった。

 一般的に平らよりドーナツ形の枕の方が、ある程度頭の形を整えることができるとされ、「頭の形が気になるママはドーナツ形を選ぶ傾向がある」(西松屋チェーン総務部)という。ドーナツ形状が後頭部をしっかり収めることができるからだ。
【写真説明】西松屋チェーンで販売する向き癖予防の枕と音更店の仲野店長

 「肌触りが心地よく、すやすや眠ることができる」(同)というオーガニックコットンや、キャラクターの刺しゅうを施した商品など5種類を取り扱う。いずれも家庭で洗濯することができ、清潔に保つことができる。

 599~998円で、いずれも新生児からの使用が可能。ただし、「うつぶせ寝のときには使用しないで」(同)と注意を呼び掛けている。

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