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十勝毎日新聞子育て面(毎週日曜)から、ママ、パパの生の声を伝える特集記事「ニコのびクラブ」をご紹介します!

わが子の写真 楽しく整理! 専用アプリや装飾 達人ママが伝授

 「わが子の写真のプリントをどこにしまったのか忘れた」「画像データを入れたフォルダが分からない」-といった悩みは多いのでは。そこで勝毎・子育て取材班は、達人ママたちから、スマートフォン(スマホ)で簡単にできる写真データの整理方法を取材。アルバムをカラフルに装飾して写真を引き立たせる「スクラップブッキング」のインストラクター櫻井耕子さん(47)=帯広=からは、楽しく、かわいらしく、写真を整理するこつを聞いた。
【2016年2月21日付十勝毎日新聞に掲載】
※肩書きや年齢等は掲載当時のものです。


/スマホで撮影しフォトブックに/

 9歳と8歳の息子、3歳の娘を持つ上士幌町の森田斐(あや)さん(32)は「TROT(トロット)」と呼ばれるアプリケーション(アプリ)を使い、スマホで撮った写真を手のひらサイズのフォトブックにして整理している。最大62枚まで選び、自分好みのフォトブックが手元に届く仕組みだ。1冊500円。「簡単なレイアウトだけで難しい操作は必要とせず、写真に短文のコメントを添えることもできる」と話す。
スマホで撮った写真データから作成したフォトブックを手に持つ森田さん。娘の新菜ちゃん(右)も自分の写真を見て大喜び

 撮った写真を1冊のアルバムとして形に残すことができるアプリは他にも。同町の森本敦子さん(37)は、無料フォトブック作成アプリ「nohana(ノハナ)」を2年前から活用。撮影した写真を20枚選べばパソコンなどに接続しなくても毎月1冊、無料(送料別)のフォトブックが手元に届けられる。

 8歳と5歳の息子を持つ森本さんは「上の子であればサッカー少年団で活躍する1年間の記録、下の子は入園式など日々の様子を」といったように分けてアルバムにまとめている。

 帯広市内の代瑞希さん(21)は、1歳の息子の何気ない様子を写真に撮って加工し、SNSに投稿している。その際に役立てているアプリが「Cymera(サイメラ)」。背景の明るさなどを自由に編集できる。「自分好みの1枚に仕上げる過程が楽しい。加工した写真は現像して手元に残している」と話す。

 アプリに限らず、SDカードやUSBメモリーなど保存方法はさまざま。スマホの故障を想定し、大手携帯各社では独自のクラウドに写真を預けられるサービスを提供している。スマホの中に写真の容量を詰め込む必要はない上、データのバックアップ(復旧)ができるので安心だ。

/包装紙やテープでかわいくアレンジ/

 「以前は靴の空箱に写真をしまい込んでいた」と話す櫻井さんは、中学3年と小学5年の男子の母。5年前から本格的に整理を始めた。スクラップブッキングは専用の紙やテープなどを使って写真を美しくアルバム上でレイアウトするクラフト。この技術を応用して、楽しいアルバムが作れるという。

 「百円ショップで売られている包装紙やテープでも大丈夫。大事なのはテーマを決めて始めること。0歳から順に突き詰めてやっていくと嫌になる。お気に入りの写真から広げて一冊にして」と語る。
「お気に入りの写真から広げていくのが長く続けるこつ。工作感覚で楽しく取り組んで」と、自分の子どものアルバムを示し説明する櫻井さん

 写真の角を丸くしたり、アルバムに貼った包装紙の上に斜めに写真を貼り付けたり、写真の回りにマスキングテープを貼ったりするだけでもおしゃれに。「工作が苦手な人はさまざまな形のクラフトパンチを使うと、簡単に独創的な背景を作れる。デジカメにデータが残っているので写真も強調したい部分を思いっきり切り取って」とアドバイスする。

 ママ友や仲間同士が集まってつくる「アルバムカフェ」も進める。「話が弾んで結構作業が進む。楽しくなれば1人でも定期的にやれるようになる」と話していた。
(小縣大輝、佐藤いづみ)

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