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【PR☆帯広葵学園☆】職員リレーインタビュー~緑陽台保育園(音更)・鈴木千春副園長

☆「帯広葵学園」はとかち子育て応援ラボの活動を応援しています!☆ 学校法人帯広葵学園の幼稚園や保育園、教室などの職員の方々を紹介するリレーインタビューです。毎月1人が登場し、各園や施設の特徴や目指す保育の姿、それぞれの夢や目標などを語ってくれます。 第1回目は保育所型認定こども園「緑陽台保育園」(音更)の副園長、鈴木千春先生です。 ※記事中の内容、名称、年齢等はすべて取材(掲載)当時のものです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ Q.緑陽台保育園はどんな保育園ですか? 緑陽台保育園は29年度から認定こども園になりました。特色ある教育として「絵本の読み聞かせの充実」「童謡わらべ歌の指導」の他、毎年「命の大切さを学ぶ学習」を行っています。年長児を対象に、おびひろ動物園に行って実際にモルモットを抱っこして、モルモットと自分の心臓の音を聞き比べながら、命の大切さを学んでいます。 年長児には年間30回ほどの小1準備コース「まなびば」があります。考える力を養うことを目標に、間違い探しや点結びなどで楽しみながら学ぶ毎月1冊のテキストを、子ども達はとても楽しみにしています。興味を持って最後まで取り組む姿勢、集中力や考えようとする気持ちなどが育めるように取り組んでいます。子ども達一人ひとりについて私たちの発見もあります。 あとは外部講師による「英語指導・体育指導」。外国人の先生が来るのは、子ども達が本当に楽しみにしている時間です。参観日には食育活動など、保育園の日々の姿をお母さんたちに見ていただいています。 Q.日々の保育で心がけていること、大事にしていることはなんですか? 子ども達とはとにかくたくさんスキンシップを取って、たくさん遊ぶことです。その中でも、遊ぶだけでなく、きちんと「ねらいや目標」を持って何歳児には今何が必要かをしっかり考えていきます。先生方も教材研究をしたり、研修に行ったりと積極的にスキルアップに取り組んでいます。 今は寒いですが、外遊びで元気な体を作ることも大切です。バスの運転手さんが園庭にそりコースを作ってくれたり、エコロジーパークにもバスに乗って行ってきました。子ども達はお母さんが作ってくれた「米ぞり」がうれしくて。お米袋に座布団とかクッションを入れて、持ち手をつけたものです。一番よく滑るのは肥料袋なんですよ。 緑陽台保育園が目指す子ども像は、優しい心、丈夫な体、考える力です。子ども達には色々なことを考え、のびのびと生活し、お友だちとたくさん遊んでほしい。そして、内面的な部分も満たして上げたい。お母さんと離れて、寂しいって泣いてしまう子もいますが、ギュッと抱きしめてあげて、気持ちをくんであげます。朝に保護者の方からお預かりした命を、元気いっぱいにしてお返ししてあげたい。 子ども達って、色んな刺激があると表情が変わるんですよね。今日は先生どんな楽しいことをしてくれるんだろう、どんな絵本を読んでくれるんだろう、どんな手遊びをしてくれるんだろうって。わくわくどきどき。私たちも子ども達の笑顔に救われます。 Q.音更町立から葵学園が民間委託を受けて3年目です。園の雰囲気は変わりましたか? 私は3年前に帯広の森幼稚園から異動して来ました。葵学園ならではのしっかりとしたカリキュラムに沿った特色ある保育を取り入れたことで、この3年で雰囲気もガラッと変わったと思います。 今の園児数は118人で、新年度は定員いっぱいになりました。緑陽台保育園の保育が地域に浸透してきていると感じます。「選んでいただける保育園」を目指そうと頑張っています。 私自身も、より保育が楽しくなってきました。私は葵学園6年目なんです。その前は静内の幼稚園で12年働いて、地元の芽室町に戻って、ご縁があって葵学園に就職しました。子ども達が今どんなことを求めているのか、どういうところに気をつけなければいけないのか、この子たちをどういう子に育てていきたいのかということを、園長先生から指導を受けながら日々学んでいます。子ども達の「見えない将来」に働きかけているという気持ちを学べました。 Qお母さんたちに一番伝えたいことは何ですか? お母さんたちはお家の中でも、すごく忙しいと思います。でも、子ども達は保育園で生活する時間、お母さんと離れている時間の方が長いので、時間のあるときにお膝の上で絵本を1冊、2冊読んであげたりしてほしいですね。 会話なしでも、ギューッと抱っこしてあげるだけでもいいんです。言葉はなくても伝わります。子どもがわがままになるのは甘えもあると思うんです。お母さんが迎えに来ても、帰らないって言う子もいるんですよ。お母さんとしては早く支度をしてお家に帰りたい。でも子どもはちょっと甘えたい。その気持ちをくんであげてほしいですね。 お母さんたちは本当に一生懸命です。そして、子ども達は本当にお母さんが大好きなんです。それを一生懸命に表現して、いっぱい教えてくれるんです。お母さんにこれを作ってもらったとか、買ってもらったとか。一生懸命お話ししてくれる子ども達を見て、私たちはご家庭と子ども達との「つなぎ役」になっていけたらいいのかなって思っています。  お母さんたちからは、「お友だちと仲良く遊べていますか」とか、「自分の気持ちを出していまか」とかお話をいただきます。お母さんたちには保育園の様子や状況が分かるように細かく伝えています。おままごとをして、お母さん役をして、こういうお料理を作ってましたよとか、具体的にお話しすると、お母さんたちも安心します。 連絡帳もありますが、直接会ってお話しするのが一番なんですよね。しっかりお顔を見てお話しすることがとても大事なことだと思います。 Q、鈴木先生ご自身が先生になったきっかけは?これからの夢や目標はありますか? 私は自分が保育園に通っているときの先生がとても印象強く、その先生に憧れて、そういう風になりたいなあって思いました。3歳からエレクトーンを習って、ピアノも好きなんですよね。今はクラスを持っていなく、弾く機会も少ないので、自由時間にお遊戯場で弾いたりしていると、子どもが集まってくるのがうれしいです。 2年前に(副園長になって)クラスを持たなくなったときは寂しかったですが、今は色んな年齢のクラスに入らせていただいて、担任の先生の保育の仕方とかを見せていただいて、楽しいです。先生によってクラスの色って出てくるんです。あっ、この先生のこういうアイデア素晴らしいとか、学ぶことがたくさんあります。  目標は園長先生(木幡悦子先生)です。園長先生は手品が得意で、子ども達には魔法学校に行っているんだよって言っています。「魔法学校に行きたい」って言う子もいるんですよ。でも「夜9時からだからちょっと遅いんだよ」って。とても面白くて、子ども達も大好きで、保護者からも信頼されていて、一緒に働く毎日が学びです。言葉遣いから、立ち振る舞いまですべて、働く女性として尊敬しています。 Q.保育の仕事の魅力は?  保育の仕事は魅力がいっぱいなんです。専門性がないと働けないお仕事だなあってつくづく思います。園長先生の言葉ですけど、自分にいっぱい引き出しを持ちなさいと。魔法じゃないですが、どんな時でも子ども達を引き寄せる引き出しを持つんです。 ここからは楽しい手遊びが出てくる、ここからは楽しい伝承遊びが出てくるとか。ポケットに小さな消しゴムを1つ入れるだけでいいんだよって言うんです。「さあここに何が入っているでしょう」っていう問いかけから、子ども達はイメージをいっぱい膨らませていくんですよね。「お菓子かな」「何だろう、何だろう」って。本当は消しゴムなんですけど。そこからわくわく、わくわく。そういうキラキラした子ども達の瞳を見るのは、この仕事ならではという思いです。日々感謝、幸せです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 緑陽台保育園のホームページはこちら⇒http://www.obihiroaoi.ed.jp/ryokuyoudai/index.html

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