とかち子育て応援ラボ

とかちの子育て世代を応援する!Webマガジン【毎日更新中!】

TOPICS

6671view
37good

 誰も想像もしなかったような災害が十勝に起こりました。
まずは、被災地域の一日も早い復興を願います。

 今改めて思うのは、“想定外が想定内”ということ。
残念ながら、想定外の災害が次々に起こる時代なのです。

今までそんなことは一度もなかった...そんなことは通用しません。
誰も十勝川や札内川が氾濫するなど思いもしませんでした。
結果的に帯広市街地には大きな被害はありませんでしたが、清水町や芽室町は中心市街地にも水が流れ込みました。
我が家の近所も、実際にあと少しで氾濫するところでした。

 私は、震度3以上の地震が発生すると、防災訓練だと思って避難グッズや備蓄品を確認することにしています。
今まで実際に避難した経験はありませんが、そうすることで、その時の安心感も得られますし、本当に避難する状況になった時に迅速に対応できます。

今回の台風時には、断水を想定してお風呂やタンクに水を貯め、状況が落ち着いてから外出し、飲料水、保存食、ガソリンを補充しました。
防災マップを確認すると、その時に間違った情報が流れていることにも気が付くことができました。
情報を注意深く比較することで、どれが一番新しく信頼できるのかを検証することもできました。
テレビでは全く状況がわからない中、FMJAGAの「〇〇避難所に〇人避難しています。」「〇条〇丁目が冠水しています。」というきめ細かい情報は、非常に役に立ちました。

特に私たち子育て中の女性は、自分と子どもたちを守ることが一番の役割です。
今回行動できなかった人は、ぜひ次の危機への備えを確認して下さい。
いざ避難する事態になった時、子どもを守るのはあなた一人かもしれないのですから。

農村ツーリズムコンサルタント いだ ふみこ
(株)いただきますカンパニー代表取締役。日本で唯一の「畑ガイド」を養成し、十勝を舞台にツアーを主催する。1980年生まれ、札幌市出身、2児の母。10才で鶏を絞めてから、食に関わって生きると決める。帯広畜産大学卒業後10年間観光業に携わり、平成24年いただきますカンパニー設立、平成25年株式会社化。平成26年より、小学校への出前授業を開始。家畜とふれあえる体験農場を創るのが次の夢。
WEBサイト ⇒ いただきますカンパニー WEBサイト
facebook ⇒ いただきますカンパニー facebook

この記事に「good!」と思ったら押してください

37good

このページをシェアして友達に教えよう!
http://tokolabo.jp/tp_detail.php?id=808

関連トピックス:コラム

  • じゃらら
  • 十勝毎日新聞電子版
  • 情報投稿ポスト
  • 帯広葵学園

人気記事ランキング

  • 時間
  • 日間
  • 週間
  • 月間
  1. ホーム
  2. コラム
  3. 想定外が想定内