【スタッフ日記】部活動って…

植木（26）更新／2016.04.05

スタッフ日記

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　みなさん、中学の「部活動」って、どうやって選びましたか？

　小学生だった娘が、いつの間にか卒業式を迎え、４月から中学校に進みます。今日がクラス発表。中学生になる心境を聞くと「部活が楽しみ」と。好きなバドミントンを友人数人と一緒に入って頑張るんだとか。超インドア派の娘から、体育会系の部活とはちょっと面食らいましたが、一生懸命取り組んで、楽んでくれればいいなあと思っています。

　私は３年間吹奏楽部でした。でも入部理由はものすごく後ろ向き。野球を続けたかったのですが、当時の池田中学校は「荒れる池中」と十勝毎日新聞で連載企画を組まれるほど。１つ上の先輩から「授業中はともかく、部活時間まで先生は守ってくれない。特に外の部活は目が届かない分、危険だ」と。一緒に野球をやっていた先輩たちはこぞって吹奏楽部に入部していて「お前もきたほうがいい」と誘われました。

　だから楽譜も読めなければ、歌番組も見たことがなく、楽器名もろくに知らない。勧められるままトランペットを志望し、一生懸命練習しました。結果、全道大会に行けたり、部長になったり、いろいろな経験をさせてもらい、かけがえのない仲間もできました。尊敬する部の先輩からの助言が、私の高校、大学という進路を大きく決定づけました。

　たかが…されど…といいますが、部活の選択は、今考えると人生の大きなターニングポイントでした。でも、大好きだった野球を続けていたら、人生どうなっていただろう…と考えることもあります。

　４月８日は中学校の入学式。埼玉での女子中学生監禁など物騒な事件もある昨今、部活練習後の夜道の帰宅は大丈夫か？とか、全国の学校で散見されるいじめ問題、この中学ではどうなんだ、など、親として、関心と心配の種が尽きることはありません。でも、そんな心配を「パパ、杞憂だよ」と笑って吹き飛ばすくらい、部活やクラスでたくさんの友人を作り、先輩後輩との付き合い方も学んで、笑顔いっぱいの中学校生活を過ごしてくれるよう願っています。