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◇ ◇ ◇ ◇ ◇

学校法人帯広葵学園の幼稚園や保育園、教室などの職員の方々を紹介するリレーインタビューです。毎月1人が登場し、各園や施設の特徴や目指す保育の姿、それぞれの夢や目標などを語ってくれます。

今回は東士狩保育所(音更)の山川ゆかり先生です。

※記事中の内容、名称、年齢等はすべて取材(掲載)当時のものです。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

Q.東士狩保育所はどんな保育園ですか。

 小規模保育所で、東士狩地区の農家さんのお子さんがほとんどです。現在は2歳児から5歳児までの15人が通っています。以前は音更の町立保育所でしたが、3年前から帯広葵学園で運営させていただいています。

 お預かりする時間は、通常は午前8時から午後5時の利用が多いですが、農繁期は時間が延びます。登所後、自由遊びが始まり、午前10時に全体で朝の集まりをします。歌を歌ったり、リズムや手遊びをしたり、大きい子は朝の日課として「挑戦遊び」の縄跳びをしたりしていますね。体力作りもあるのですが、今年はけんけんや後ろ飛びなどさまざまな跳び方にチャレンジしています。それを見て小さい子もまねをしたりしていて、大きくなったら出来るようになるぞという気持ちがあるようです。朝の会の後はクラスごとの活動になります。

 園庭ではイチゴ、トマト、キュウリ、カボチャ、枝豆を育てた他、今年は飾りひょうたんも作りました。


Q.先生のご担当はどんなクラスですか。

 2歳児さんのクラスで4人おり、女の子3人、男の子1人です。とっても元気いっぱいで活発な子達ですね。通所児の妹さん、弟さんなので、みんな小さいときから仲良しで、家庭的な雰囲気です。兄弟、姉妹で通っているお家も多く、今は4軒ありますね。

 4、5歳児と2、3歳児はそれぞれお部屋で過ごします。全体で活動する時もあれば、大きいクラス、小さいクラスに分かれることもあります。天気が良ければ戸外での遊びや散歩を重点的に行っています。2歳児さんは当初、まだ転んでしまう子も多かったので、体力作りを大切にしています。

 近くの川の堤防沿いはずっと歩けるので、お散歩して木の実を拾ったり、虫を捕ったりします。牛を見に行ったり、近くの晩成園さんに池があるのですが、そこで飼っているお魚を見に行ったりと、子ども達の楽しみなお散歩コースです。

Q.コロナ禍で行事などはどうなっていますか。

 運動会と発表会は大きな行事として東士狩小学校と連携、参加させていただき実施していましたが、昨年はコロナウイルスの影響で運動会が中止になり、発表会は保育所だけで行いました。今年は運動会を開催できる予定で6月から練習をしていたのですが、途中で延期、9月にまた延期になり、最終的に10月で行う予定です。今週から練習を始めて、子ども達も楽しみにしています。小学校のグラウンドで行うので、小学校に行くだけでも楽しみという子ども達です。中止になった行事も多かったのですが、これからは緊急事態宣言の解除と共に、動物園、消防署見学など、延期になった行事が10月にびっしりとあります。

 コロナウイルスの影響で昨年は休園になったこともありますが、本当に子ども達は変わらず元気でいてくれました。ここの子は本当にみんな明るくて元気なんです。そして、本当に柔軟ですね。マスク生活も必要な場面で嫌がる子どもはいなくて、きちんと付けてくれています。コロナウイルスという病気を子どもなりに分かっているんですね。この時間は付けない時間だよというのも理解していますし、親御さんにも替えのマスクの用意などご協力をいただいております。

Q.保育所の先生になった理由を教えてください。

 出身は音更町です。元々は音更町のへき地保育所に勤めていて、いくつか園を回る中、これまで東士狩で働いたことがありました。帯広葵学園になった際、こちらを希望しました。

 もともと子どもが好きでした。私は自分よりも年下のいとこがたくさんいて、親戚の集まりのときに面倒を見たりしていて、「子どもと遊ぶのは楽しいな」と漠然と思ったことをきっかけに、保育士という仕事を考えるようになりました。
私も小さいときは保育園に通っていたのですが、お迎えが最後になったときの寂しかった気持ちや、その時に寄り添ってくれた先生がいたなとか、そういうことも思い出して、中学生の時から「保育士になろう」という気持ちで、高校、専門学校に進み、念願の保育士になれました。

 子どもにじっくりと向き合って、近くで接したいという思いで、小規模保育所の勤務を希望し、これまでずっと小規模で働いています。

Q.小規模な保育所の魅力はどんなところですか。

 東士狩保育所は、運営が帯広葵学園になった今も、元々の小規模の良さを引き継いでいる保育所です。子ども達1人1人に寄り添うことが出来るという部分が小規模園の魅力的なところです。行事でも天候などで臨機応変に変えられることも少人数だからこそで、今の子ども達に合ったものに、様子を見ながら変えられるのは良いところだと思います。

Q.子供と接する上で大事にしていることは何ですか。

 保育所に通っているお子さんは1日の大半を保育所で過ごしていて、お母さんと長い時間離れているので、安心感を持って過ごせる環境づくりや接し方を心がけています。子どもの目線に立つということが大切かなと思います。子ども達が目をきらきらさせているときは「ああ、やってて良かったな」と思いますし、「これ出来たよー」という言葉を聞くと、子どもの自信につながる引き出し方を出来るようにしなければと思えます。

 出来なかったことが「出来たよ」というその瞬間に出会えて喜ぶ顔を見るのはうれしいですね。言葉掛け一つ、小さなきっかけで子どもは変わります。一緒に過ごす中で、働きかけていくことでトイレが出来るようになったりとか、本当に小さなことですが、日々の積み重ねの中で自信を持って出来るようになるという成長を見られるのがこの仕事の喜びですね。

Q.今年度のこれから後半の目標は何ですか。

 来年にはみんな一つずつ学年が上がるので、自信を持って生活できるように、出来て良かったねと認めてあげることを大事にしたいです。自信を付けて、難しいことにも挑戦できるようになれればいいなと思っています。

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スポット名 東士狩保育所[WEBサイト]
住所 〒080-0343[音更町]
河東郡音更町東士狩西7線52番地
電話番号 0155-42-3808
FAX番号 0155-42-3808
営業時間
定休日
駐車場 駐車場あり
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